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症状の裏に消耗あり。

健康を考えるとき、多くの方は病気を通して健康を考えてしまいます。
社会の高齢化に伴って疾患率が高まり、
結果的にそういう風潮が強くなるのは理解できることです。

ですがそもそも「健康である事」と「病気を治す事」は異なります。

健康であれば、たしかに病気を患う可能性は低くなります。
逆に過労や生理、老化など様々な経緯で健康を損うと、
病気や症状を患いやすくなる。
これは皆さん納得いただける事でしょう。
では「病気を患えば、それはもはや健康ではないのか?」
と言えば、必ずしもその通りではありません。

たしかに長患いや大病は、ときとして健康を傷つけ、損なわせます。
けれど、そういう時にまず問題とされるのは「病の大きさ」。
もちろん、病そのものを完全に解消できれば、それが一番の理想ですが、
性別や年齢に関わる疾患ではなかなか難しい場合もある。

このような場合、治療は「リスク・マネーメント」としての役割を果たします。
すなわち病の大きさを、健康を損なわないレベルにまで
引き下げる為に用いられる。
症状をゼロにする事は難しいかもしれないけど、
半分に、さらに三分の一にすることを目標するわけです。

そして最初に述べた「健康である事」はその実、
「健康の大きさを、大抵の患いでは傷つけられないレベルにまで大きくする事」。
対して「病気を治すこと」は
「病の大きさを、健康を損ねないレベルにまで小さくする事」。
「大きくする事」と「小さくする事」は、助け合うことはあっても、
互いに依存することはありません。
ですから「健康である事」と「病気を治す事」はそもそもが異なるわけです。
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