疲れの裏に乱れあり。
老化にしたがって現れる「毒素」にまつわるトラブル。
これからの季節に顕著になる毒素といえば、
やはり「水(すい)」ではないでしょうか。
漢方でいうところの水(すい)と、
日常的に飲む水(みず)とは、少し意味合いが違います。
簡単に言ってしまえば、漢方の水(すい)は、からだの一部。
対して、水(みず)は自然界の一部。
然るに、からだに取り入れた水は、
この水(みず)と水(すい)の中間のような状態、
自然と人体の両掛けのような状態といえます。
然るに、誤った水(みず)にまつわる習慣は、人体の水(すい)に影響を与えます。
反映されてしまう。それは良くも悪くも仕方がない事でしょう。
そして、水にまつわるトラブルが増加するのが、これからの暑い季節です。
暑い季節ですから、水分摂取が増える。
汗をかきますから、当然のことでしょう。
けれど一方で、水分摂取が増えるという事は、
人体の水(すい)に波風が立ちやすくなる。
即、トラブルが生じるというわけではありません。
ただ、トラブルが生じるリスクが大きくなる。
簡単な話、からだに水を取り入れることは、
からだの水かさを増やすことに通じるわけですから、
かさが増えた分だけコントロールは難しくなります。
ただ、それを回避するために、水分摂取を控えるという理屈は、
少なくとも夏には通用しませんよね。
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更新日: 2015/06/24 |