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一病息災。
一昔前は無病息災といわれていましたが、
最近では高齢化の波を受けて、このような表現も浸透しつつあるようです。

一病息災というのはなかなか奥が深い。
私などは、息災でいられる事と病を抱えない事とは実のところ、
無縁、もしくは縁遠いということを実にうまく表現していると感じました。

病は確かに、己が息災、健康を傷つけ損なうもの。、
ですがその一方で、抵抗力や免疫力、治癒力といわれるような
己が息災、健康というものの「利き」は病を退ける役割を果たします。

病が大きくなるほどに、邪気が充実する。
健康が大きくなるほどに、正気が充実する。
そしてからだの中ではこの邪気と正気がいわば、相撲をとっているわけです。

病状を治めるのに、少ない投薬で事足りる方がいる一方で
いろいろな薬を服んでも、なかなか治まらない方がいるという現実。
この事は、後者が
それだけ多くの薬に頼らざるを得ない健康しか持ち合わせていない、
健康の利きが大変に悪い状況に陥っている証拠
ではないでしょうか。

病ありきで健康を考えますか。
息災ありきで病を見つめますか。
病ありきで健康を考えるのは、きっかけとしては悪くないでしょうが、
ともすれば視野が狭くなり、あげく健康そのものに
制限を設けてしまうのではないでしょうか。

病に対する反骨精神とでもいうんでしょうか・・・
がんだから・・・、と可能性を縮めるのか。
がんだけど・・・、と可能性を伸ばすのか。
言わずとも、一病息災の考えは後者です。


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