• お問い合せ
  • サイトマップ
  • 個人情報保護
  • 交通アクセス
  • 漢方薬 漢方薬局 薬店のことなら きぐすり.com
  • ホームへ
  • 店舗紹介
  • 相談方法
  • よくあるご質問

精を出すというのは、発症=症状を発するという事にも、通じています。
例えば発熱や炎症、かゆみ、さらには血圧上昇、生理痛など。
ただ、そういう症状が平素に現れないのは、
その症状を打ち消すということにも精を出しているから。
からだは絶えず発熱していますが、その一方で発汗、体熱放射も行っています。

からだのあらゆる働きは、それが有益なものでも、害をなすものでも
総じて、精を出すということの現れといえます。
そしてそれは、治癒力を発揮するという場合でも同じです。
治療というのは、簡単に言えば、定まった治癒力を発揮する、
つまりからだの特定の働きに精を出す(出させる)ということです。

ですから、手出し無用で治るのと、いろいろな治療を通じて治すのとでは、
どういう所に、どのようにして精を出したかということに置き換えられます。

からだが嫌がるかたちで強いれば、果たして長続きしません
からだが喜ぶかたちで促すと、それは末永いものになります


そして、例えば日常生活で精を出すのにカツカツの場合、
些細なかぜであっても、これを治すために精を出す(精を割り振る)ことが難しく、
結果治りが遅くなったりするように、
どんな場合でも、いろいろなことに精を出せば、
それだけおのおのの効果は分散するというものです。

治癒や治療というのは、集中的にたくさん精を出すことです。
だからこそ、日常生活では精を出しながらも、余力をもって臨まないといけません。
ただどうしても、ままならないときは実際あるはず。

そういうときは・・・そう、精をつけることで、精を出す(精の出を良くする)
という方法を選択するわけです。


Copyright© kanpo-kakinoki All Rights Reserved.