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精を出す事と精をつける事。日々の健康は之の繰り返し。

春は自然界に温かさが増していく時ですが、
同時に生活の変わり目、新生活の始まりのときでもあります。
自然界には風が吹きやすく、実生活にも新しい風が吹きやすくなる。
そうして風が絶えないのが春の一つの特徴です。

この時期の健康や体調が、「風まかせ」にならないためには、
風に柔軟に対応していくことが必要ですが、それには
風の凹凸にうまく対応していく、いわばサスペンションが必要になります。
そんなサスペンションとしての機能をもつのが、前回に少し触れた「肝」。

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サスペンションといえば、実際は自動車等に用いられるギミックです。
サスペンションが整備された自動車は、
悪路に強く、乗り心地が良くて、操縦も安定しています。
その点は、人の心身も同様です。
すなわち、肝の働きが健やかな人は、
精神的に安定しやすく、イライラや高ぶりが起きにくく、
火照りや腹痛、動悸、不眠などといった症状にも陥りにくい。
いわば、肝が機能していることで、心身(の操縦)が安定しているというわけです。

そして実際のサスペンションでは、バネとダンパーが構造の要であるように、
肝の働きも同様にして、要となるべきものがあります。
簡単に言えば、それは肝が蔵として貯えている血、すなわち肝血です。


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