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秋は日を追うごとに大気が乾燥していく時期ですが、
秋に重きをおく肺は、この乾燥を嫌う臓器であり、
その働きを高めるには、肺自身の 潤い を整えていく必要があります。

全身の皮膚や粘膜、鼻や喉などの呼吸器官といった部分。
漢方でいえば肺が養う部分には、いずれも適度な潤いが必要です。
単に乾燥しやすくなるというだけでなく、
潤いが不足すると十分な機能が発揮できなくなります。
また荒れやすくなることで、肌荒れや皮膚炎、
咽頭炎や咳、息切れなどの症状もおきやすくなります。
潤いが不足することで、
肺本来の 分泌力や抵抗力、治癒力 がうまく働かなくなる訳です。

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肺に潤いを与える。肺の潤いを養う。
からだの外側であれば、適した保湿薬を用いて、潤いを与えることはできます。
けれどもそれだけでは、からだの内側や肺本来の潤いはなかなか整いません。
またそういう部分は水分を摂れば、すなわち潤うという訳でもありません。
からだの潤いは足りないのに、
水分を摂りたがらない方も実際には存在します。

からだの元気を取り戻すのに滋養(強壮)という方法があるように、
からだ自身の潤いを取り戻すのに 滋潤 という方法が存在します。
(先ほども述べましたが、水分を摂る事と滋潤することは同じではありません)
漢方では肺に潤いを与えるとは、この滋潤(もしくは滋陰)のことを指します。
当たり前かもしれませんが、からだには 自らを潤す働き があります。
それを高めていくことは、肺の働きを高めていくことにも通じていきます。


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