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11月が始まりました。
寒がりではありませんが、朝一番は
熱めのものを口にして、からだを温めることを心掛けています。
コーヒーも好きなんですけど、結果的にからだ冷えちゃうから。
ミルクティーも捨てがたい。

前回まで、「秋はからだを温まりやすくすることが大切です」
ということを述べてきましたが、
私たちの体は日中の活動を通じて熱を帯びていきます。
これは実際にも体温計に現れる数値で、
朝と夕方では体温に0.5℃の差があります。
実際には、ある瞬間に突然0.5℃上がるわけではなく、
朝起きてから夕方頃までおよそ10時間をかけて、緩やかに上がっていきます。
ちなみにその後は、同等の時間をかけて緩やかに下がっていきます。
こういう 体温の一日のリズム、実は自律神経によって作られています。
からだのさまざまなリズムを支えるのが自律神経、
漢方では肝と呼ばれる部分の働きです。
しばしば「自律神経失調を整えましょう」と言われますが、
どのぐらい整っているかの目安の一つとして、この体温リズムも役立ちます。
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また肝は、体温を円滑に巡らせる役割も担っています。
体温は変わらずとも、何事か緊張するとからだが妙に火照ったり
その逆に気が抜けた途端、不意に寒気を感じたりすることがありませんか?
それは、肝の働きが一時的に乱れた状態ですから、
整えてあげると、火照りや寒気も自然と消えていきます。

ただ中には、生来の性格や職場での役職上から、
そういう状態が固執してしまう方もいます。
そのような方は緊張しやすくなったとか、夕方以降にからだが妙に熱っぽいとか、
寝汗をかきやすいという訴えをする場合もありますから、注意が必要です。


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