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日に日に寒さが増しています。
北海道では早くも積雪が認められたとか。
ですが、秋冬の寒さはこれからが本番です。
どうかお体ご自愛ください。

前回に述べましたように、体温には周期的なリズムがあります。
簡単に言えば、日中に上り坂になり、夜半に下り坂になるという。
ただ、体温は目に見えないエネルギーですから、
実際にはそのエネルギーを伝える媒体が必要です。
漢方ではこのエネルギーが気であり、
気を伝えるもの=熱伝導体が血流という訳です。
この 2つの働きが組み合わさって 、からだ全体が温まり、体温維持をしています。

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漢方ではしばしば「気血の巡りを整えましょう」と言います。
どうき・息切れの救○の広告でも見かけますね。
この気血のうち、からだの 温まりやすさ には、気が強く関わっています。
「病は気から」といいますが、別に病に限った話ではなくて、何事も気からです。
気が整っている人は、からだが正直です。だからすんなりと温まります。
その逆に、からだの 冷えにくさ には、血が深く関わっています。
俗にいう「強いからだ」とは、全て血の働きによるものです。

・・・こういう説明をしますと、しばしば「私は気の働きを高めよう」とか、
「私は血を整えよう」と、気と血を分けて考える方がいます。
気血は陰陽の関係にあります。
気の養生は血の養生に、血の養生は気の養生に通じています。
「どちらから先に・・・」というのはありましょうが、
「どちらかだけ・・・」というのはむしろ「不自然」です。
全て繋がっているのが自然なわけですから。


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