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今日から12月です。
何かと忙しない師走です。
・・・、京大の学生さんから耳にしたんですけど、
この時期に沖縄で学会ですって。
正直、うらやましい・・・。

陽気と寒さの関係をうまく表現しているのがずばり
子供は風の子、大人は火の子 です。
漢方では、陽気は生命力にも通じたものとされ、
子供は 陽気が充実した存在(即ち陽実)、
それに対して年を経た大人は、
陽気が虚ろな存在(即ち陽虚)とされています。

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陽気が充実している子供のからだは、
からだの外から寒さがやってきても、簡単に負けません。
むしろ積極的に応戦します。
それが例えば感冒にかかったときには高熱として現れる。
そうして、良くも悪くも反応が際立っている訳です。
陽気が高いことは良いでもありますが、
からだを自ら傷つけやすいという面も持ち合わせています。

そんな子供に対して、火の子と称される大人は、
からだの外から寒さがやってくると、応戦はしますが、負け戦となりがちです。
からだの奥まで寒さが侵入しやすく、そのために陽気はずるずると後退していく。
陽気はからだの内から外へと進む性質も持っていますが(赤外線の様なもの)、
寒さに晒されても、外に向かって出て行けず、むしろ内に引っ込んでしまいます。
もっとわかりやすく言えば、陽気が縮こまっている 訳です。
縮こまったものを外から引っ張っても、なかなかすーっと伸びていきません。
やはり内側から、縮こまりを解消していくのが吉です。
即ち、内から温・め・る。即ち、陽気を補うということです。
からだの内から効果的に温めることで、陽気を高めることができます。


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