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家は狭かれ、心は広かれ ということわざがあります。
家や生活は質素でも良いが、心持ちは広くあれという事ですが、
なかなかこれをクリアする事は難しい。
時間的、空間的にも狭い生活を続けていると、
視野は狭くなり、思考が偏りがちで、気持ちも矮小なものになっていきます。
そうして体を巡る気も伸びやかさを失っていきます。

漢方でいう気は目には見えないものですから、
それぞれの捉え方があって良いと思いますが、
私は、体の様々な事象に 形を与える存在 として認識しています。
形は輪郭でもあり、また隔たりでもあり、それは輪となって大きさを与えます。
よく気の持ち様というじゃないですか?
心地良いものに触れれば、体を巡る気は伸びやかになり、
人に備わるさまざまなものが広がります。
それは単なる大きさだけでなく、成長や機能の伸張にも通じていきます。

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もっと簡単に言えば、楽しいと感じる人と、
楽しいと感じる場所で、楽しいと思える時間を過ごせば、
気は伸び伸びとして、気持ちは自然と軽やかに大きくなります。
どういう状況でそうなるのかは千差万別ですが、人は本来はそうなるものです。
(そうならないのは、それほどに気の伸びやかさが弱っているからです)
楽しめといわれて楽しむのではなくて、理由もなく心から楽しいと思えるかどうかです。

そして冒頭で触れたように、家は狭かれ、心は広かれです。
それは何の理由も刺激もなく、心を広く保てという事ではありません。
狭い家や生活の中にあっても、その中で
広さに触れることを疎かにしてはならない
そうすれば心は本来の姿を失わずに広くあります。

では、この広さは何か?です。単なる空間的な広さを言っているのではありません。
個人的には、現代に暮らす人々は私も含めて
この広さが圧倒的に足りないのではと思います。
これについても考えるところが色々ありますので、明日に投稿します。


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