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6月に入り相変わらず暑い日が続く中で、中休み的な雨天日。
西日本の西端からも梅雨入りが始まりました。

雨の日は低気圧に覆われる為、
私たちの周囲の気圧は晴れの日よりも低下します。
それ自体は防ぎようがありませんが、
肝心なのはそれに体がうまく  対応できるか  という点。

漢方では、人の体は外に向かって気を巡らせて(≒放出して)います。
気の巡り方は、体が自身でコントロールしている部分もありますが、
外界と向き合って調節される部分も存在します。
即ち、外界からの圧力が変われば、体も気の放出も変化するという図式です。
より強い力で押されると、それに誘発されてより強い力で押し返す。
そのように見ると、人の体と外界は 相撲をとる関係  に似ています。

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けれど、ずっと押されている状況から一転して、
ふいに相手が力を抜いてしまうと、こちらは自らの力でバランスを崩してしまいます。
それと同じように外界の気圧の変わり目、例えば晴れから雨に転じるときに、
対応して気を整えることができなければ、バランスを崩しやすくなります。

一見して無関係に思われる季節の変わり目による体調不良、
あるいはストレスに伴う諸症も、実はこれとよく似た関係にあります。
外からの刺激という点では共通していますから。

ただ、刺激の有る無しとその刺激にうまく順応できるかは別の話であって、
漢方では  刺激に対する反応  は総じて、気の作用によると考えます。
それこそ、後にも先にも  備えて気をつける  しかありません。


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