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漢方では、この世に存在するものは全て、
有形、無形に関わりなく  清濁を併せ持つ  とされています。
一つの存在の中にも正邪・清濁が混在して、
互いに作用と反発を繰り返している訳です。
そしてその関係・繋がりは一つの存在の中で、
あるいはその枠を超えて、ずーっと続いていきます。
悪循環とは悪い事が次の悪い事を招く関係を表しますが、
漢方の世界では、  良いとされる事が悪い事を招く  場合もあります。
その逆に、悪いとされる事が結果的に良い事を呼びこむこともあります。
ピンチをチャンスに変えるという事なのかもしれません。

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かぜを引く事は、一見して悪い事のように受け取られますが、
それによって免疫力が高まる事まで言及すると、
単に悪い事という判断はいかがなものでしょうか?
また、好きな物を食べるのは良い事と考えがちですが、
好きなものを好きなだけ食べていれば、それはやはり悪行となります。

絶対かつ普遍に良いもの、良い行いが無く、
仮にそういうものがあったとしても、接し方や行い方によっては変わってしまう。
それを混沌と呼べばその通りかもしれませんが、
本当に大切なのは、一人の人間の中で清濁のバランスが整っているか、
 調和が取れているか  ということではないでしょうか?
清濁のバランスを整えるために善行を邁進しても構いませんし、
悪いとされる行いを繰り返しても、それ即ち悪行とは必ずしもなりません。

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人には清濁の二面性があり、
私たちの行いも、身の回りに存在するものも同様に二面性を持ちます。
そのようにして全てに二面性が伴うならば、
基本は 真ん中を選択すれば良い  のではないでしょうか?
俗にいう安定は、この真ん中である事の繰り返しだと思います。


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