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花粉症でも、鼻がムズムズする。鼻水がズルスル出る。くしゃみを連発する。
あるいは、そういった症状が周りの人よりも先に現れる。

そういった症状には、患部が水を吸って膨らんだ=潤け(ふやけ)た状態が関係しています。
潤けた粘膜は刺激に対して敏感になり、分泌症状が頻繁に現れるようになりますが、
冬の寒気がしばしば、この潤け状態を招きます。

寒空に身を晒して、鼻水を出す。
それ自体は誰でも経験がある正常な反応ですが、
症状が繰り返されたり、身体が寒気に対して敏感になると、
患部はしだいに潤けを帯びて緩んでいき、大した寒さがなくても、あるいは寒さ以外の刺激でも
鼻水や涙目、くしゃみといった、分泌症状を起こすようになります。

kusyami

花粉症に備えて服んでおきたい漢方薬の一つは即ち、
暖かい時期に先んじて、患部の潤けを解消しておく存在を意味します。
それは例えば、寒気で潤けた粘膜を元に戻す小青龍湯をはじめ、
粘膜を適度に引き締める玉塀風散や黄耆建中湯、
あるいは呼吸器の水はけを整える苓甘姜味辛夏仁湯や香砂六君子湯に、一服の価値があります。

なお、寒気によって潤けた粘膜は、温かい季節を迎えると
さらに潤けるようになります(暖かさによる弛緩)。
その為、ここで紹介した漢方薬は春前の寒さが残る時期から服用しておく方が効果的です。


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