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個人の(体の特徴や状態)を重んじる漢方では、
男性と女性、若人と老人、子供と大人は別の存在(別の証)として扱います。

存在(証)が異なるならば、それぞれに合った漢方治療・漢方薬を選ぶ。
それが漢方の基本的な考えですから、そうした世界には例えば、
男性に合った薬、女性に合った薬、子供に適した薬というのが存在します。
言いかえれば、男と女、若人と老人、子供と大人では、服むべき薬は異なり、
その「違い」を大切にするのが東洋医学という訳です。
なお、この考えを同一の人物に当てはめると、
若い時と老いた時、健やかな時と病んだ時、
さらには朝と夜でも、「その時々で服むべき漢方薬が変わる」という話に導かれます。

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朝は目覚めと共に、体を動かす(活力を発揮する)ことが求められ、
夜は就寝と共に、体を休ませる(活力を回復する)ことが求められる。
それぞれの目的に即した漢方薬はさしずめ、
一日の始まり/終わりに服むべき漢方薬となります。

一日の始まりに服むべき漢方薬。それには例えば、
体を温め、血流(動脈血)を盛んにする桂枝湯や麻黄附子細辛湯、五積散、
血圧を高め、心身の立ち上がりを促す香蘇散や苓桂朮甘湯に、一服の価値があります。
一日の終わりに服むべき漢方薬。それには例えば、
体を温め、血流(静脈血)を回復する四物湯や芎帰調血飲
緊張を緩め、自然な寝入りを促す柴胡疎肝湯や逍遥散に、一服の価値があります。


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