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良く言えば、生活が充実している人。
生活の中で笑ったり、喜んだりすることが多い人。
悪く言えば、生活が忙しい人。
生活の中でイライラしたり、悲しんだりすることが多い人。

そういう人は日々の生活で心身が活動的になり、活力(陽気)が助長されます。
それ自体は悪い事でなく、正常な反応ですが、
勢いが強過ぎたり、その状態が長く続いたりすると、
活力が盛んになり過ぎて、不自然な興奮・緊張を伴うようになります。

陽は極まれば陰となる。
自然に体を満たす陽気は、最高潮に達すると陰気に転じます。
その振る舞いは、体を満たす存在が正気(正常な気)であることを象徴しています。
一方で、不自然な形で体を満たした陽気は、いつまで経っても陰気に転じません。 
その振る舞いは、体を満たした存在が濁気(異常な気)であることを反映しています。

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西洋医学的には、こうした反応は自律神経の低迷・疲弊と解釈できます。
交感神経が優位な状態が続くと、自律神経は麻痺して、
その反動で副交感神経の活動が鈍くなる。
そのように偏盛した状況は、自律神経に負担を強いて疲弊を招き、
副交感神経の活動もさらに弱体化してしまうという訳です。

毎日を忙しく過ごす時に服んでおきたい漢方薬とは即ち、
清らかな陽気を保つ(陽気の汚濁を防ぐ)漢方薬を意味します。
それには例えば、陽気の滞りを防ぐ加味逍遥散や抑肝散、
陽気の鬱積・充満を避ける大柴胡湯や柴胡疎肝湯、
陽気の濁りを防ぐ柴胡加竜骨牡蛎湯などに一服の価値があります。


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