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昼食後は眠気に襲われる。午後の仕事・授業に身が入らない。昼寝が欠かせない。

午後の時間帯に抑えられない眠気は、気(覚気)を保てない状態を反映しています。
覚気は簡単に言うと、目が覚めた(覚醒した)状態を維持する為に必要な気力のことです。
それ自体は、起きている時間は、当たり前のように発揮している存在です。

昼ご飯を食べることは悪行ではありません。
けれど食べる前と食べた後で、体の状況は確実に変わります。
食後の眠気は、その変化に伴って気力が萎える(気力が保てない)状態を反映しています。

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気力は「いざ」という時に発揮することも大切ですが、
それにはまず、一日を通じて必要な気力(=正気)を保つことが大切です。
漢方でいう正気は、健全性(=体にとってあるべき状態)を保つ存在と解釈されます。
午後から眠たくなる、作業に身が入らなくなるというのは、
いわばその時間帯に正気を乱すサインという訳です。
(一方で、夜に眠たくならないことも、その時間帯に正気を乱しているサインです。)

昼食後の眠気に服んでおきたい漢方薬とは即ち、
気力のリフレッシュを行う(=体の正気・気力を保つ)漢方薬を意味します。
それには例えば、気力を鼓舞する桂枝湯や葛根湯、心身の恒常性を保つ六君子湯や苓桂朮甘湯、
萎えた気力を回復する補中益気湯や生脈散に一服の価値があります。



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