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一口に睡眠障害といっても、入眠障害と熟眠障害ではその特徴が異なります。
「寝つきが悪い」と訴える場合もあり、「眠りが浅いと訴える」場合もあり、
合わせて「寝つきが悪くて、眠りが浅い」と訴える場合もあります。
そして、睡眠障害のタイプが違うのなら、服用すべき漢方薬も異なって然るべき。
・・・果たして、漢方薬はその通りではありません。異なるタイプの睡眠障害に対しても、
しばしば同一の漢方薬で治療に当たるのが漢方の奥深いところです。


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睡眠障害に用いる漢方薬は数多く存在しますが、
その特長は大きく2つに分けることができます。

①睡眠欲(眠気)を増進する漢方薬
「眠たい」と感じるときに伴うのが眠気と思いがちですが、それは「入眠」の気で、
眠気には他にも導眠の気、安眠(熟眠)の気が存在します。
眠気は大きくなるほど、それを満たすことで充足感も高まりますが、
疲弊して弱った体では、十分に睡眠欲を高めることができません。
眠気が乏しい睡眠は、どれだけ繰り返しても満たされることはなく、
「よく寝た」と感じることもできません。

漢方では、自然に発生する眠気を増幅するのは、血の役割と考えます。
簡単に言うと、眠気の源に当たる存在が血であり、血の働きが整えることで、
多くの眠気を、長い時間、安定して生み出す事ができるようになる訳です。

睡眠欲(眠気)を増進する漢方薬には、いわゆる補血の漢方薬がこれに相当します。
それには例えば、当帰養血精や滋陰降火湯、七物降下湯などに一服の価値があります。

(文章が長くなるので、以降の話は次に行います)



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