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春に迎える、お花見のシーズン。
夜の花見も乙なものですが、主流はやはり明るい時間の花見。
そして花見をする上で大切なのが、やはり目の役割です。

桜の色彩を愛でたい一方で、春の季節は目にやさしくありません。
風に舞う花粉やPM2.5然り。日光の紫外線然り。木の芽時然り。

東洋医学では、肝は目に開く・目は肝に通じると言われます。
表面的・実害的な刺激は、目を直撃しますが、
肝の失調(自律神経系の乱れや肝機能障害)も、目を裏から攻め立てます。
春に増える飲酒の機会も、それに拍車をかけることでしょう。
そうして目に影響が及ぶ点も、春の季節ならではのことです。

でもどうせなら、春の風景を思う存分(それこそ目一杯)楽しみたい。
すっきりと澄んだ目で桜を愛でたい。
それが春を迎え、花見を楽しみたい人の本心でしょう。

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漢方では、目を明らかにする(目を澄ます)には
肝の気を清め、肝の血を巡らせることが大切だとされます。
目を直接襲う刺激は肝の気を乱し、肝臓の失調に伴う諸症状は肝の血を滞らせます。
けれど気と血は互いに通じ合っていますから、
片方の失調を招くと、もう片方も乱れてしまいます。
そのことは裏を返すと、目が刺激を受けやすいかどうかは、
刺激の有無だけでなく、肝の状態を反映した
目の感受性・敏感性にも依存するという事です。

花見に服んでおきたい漢方薬とは即ち、
肝を強くして、目を活かす(=本来の働きを整える)漢方薬を意味します。
それには例えば、洗肝明目湯、杞菊地黄丸、明朗飲などに一服の価値があります。


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