クレアチンの高い人に漢方薬
寺町漢方薬局 (広島県広島市)
65歳の会社経営者。長身やせ型。 数年前から、生活習慣病ということで、7・8種類の降圧剤・抗コレステロール薬、尿酸低下剤などを、つぎつぎ服用してきた。1年前に クレアチンの異常が発見されたが、特別治療や薬はなかった。 それ以後も、治療はないままに、1年が過ぎたころ、友人から、腎機能低下の漢方薬があると聞き、紹介にて来局される。 1年前はCr(クレアチン値)が1.2だったが、直近では2.8までに悪化してきた。 治療もないので、漢方薬を飲むことに、黄耆(おうぎ)を主にした漢方の煎じ薬を飲んでいただく、すると1ヶ月後にはCr値が2.4も下がり、半年後には1.8、以後は1.2前後に改善してきている。 あのまま、何もしないでいたら、透析一歩手前まで、状態が悪化していたと考えられます。 |
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更新日: 2020/05/25 |
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