どくだみ
初夏のどくだみの花は純白で愛らしく、別称“毒溜め”と呼ばれるのには 似つかわしくない様に思います。でも、足を止めて観賞していると、特有の臭気があり、その香りに「なるほど!! 毒溜め」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
漢名は“魚腥草” “十薬”
十種類の効能があるので十薬、中国では魚の目を覚ますので魚腥草と呼ばれています。
生薬として――
緩下、利尿、消炎、解毒効果がありますので、一般的には 茶剤として便秘、オシッコの出が思わしくない、できもの、ふきでもの、又は、動脈硬化症の予防に 長く 愛用されます。
乾燥した“どくだみ”は 臭みもなく とても 飲み易い生薬です。
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