花菖蒲
原野の湿地、沼沢に自生する多年草です。
しょうぶの根や草は、浴場料として体を温める効果があり、風呂に用います。
五月五日 端午の節句には、風呂に葉を浮かばせ香りや深緑の葉の感触を楽しんだり、子どもの頭に葉をキリリッと結び、健やかに育って欲しいと願うのも日本の微笑ましい慣習です。
生薬・・・菖蒲根、40年程前までは芳香性健胃薬・健忘効果で
煎じて飲んでいた方々もありました。
現在 市場に出回っていませんし、使われることもありません。
応用・・・①除痰開竅 ②醒神健脳 ③化湿開胃(中学薬参照) とあります。
現在では手軽な心脾顆粒、帰脾湯などが上記症状に用いられている様です。
沢には花しょうぶ、沼には水中花 睡蓮が満開です。
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