お血を解消し、全身の体調を整える 駆お血剤を中心に、肝臓をいたわる働きのある柴胡剤をしようします。
体力を補い、腸に力をつけて脱肛を防ぐ為の補中益気湯などの補剤。
さらに、せき、喘息などの治療を目的とする 麻杏甘石湯などを併用することが基本となります。
また、外用薬として 和薬の紫雲膏もお薦めです。
肛門を清潔に保ち、患部に紫雲膏を塗り、症状を悪化させなことが大切です。
痔ろうの場合は、薬剤療法だけでは治癒が望めず、医師と相談の上なるべく早く手術が必要です。
現在ではできるだけ括約筋を損なわない手術法も選択できます。
そして術後の良好な回復と再発防止のためにも漢方を活用することをお薦めします。
