紫斑病というのは、内出血によりあざができやすくなる病気のことです
原因は、血管の炎症だったり、血小板減少、加齢のよるものだったりします
紫斑病を漢方で考えると何なんでしょう?
血管から漏れ出るということはすなわち「気」が関係しているのではないかと考えることができます
気というものはエネルギーでもありますが、固摂作用といって漏れ出るのを防ぐ作用もあります
気が少なければ当然、漏れ出るのを防ぐ力も弱まるため、タラタラと漏れ出るような感じで出ていきます
気を作り出すのは胃腸です
食べた物を消化吸収して気を作ります
しかし胃腸の機能があまりよろしくないと十分な気を作ることができず、固摂作用もままならなく、ダダ漏れを許してしまいます
寝不足だったり、過労が続いていたりすると気の消耗が激しくて固摂作用を失ってしまいます
紫斑病に対して漢方では、胃腸の機能を良くして気を高め、漏れ出ないようにすることで改善するのではないかと考えます
もちろん漏れ出ているのを止める作用も入ってる漢方薬を使います
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乾燥する冬は、手が荒れやすくなってしまいます
漢方にもかさつき、ひび割れなどに塗る軟膏があります 冬だけでなく、水仕事などしたりして手が荒れるという方にも使っていただき、非常に評判も良く、リピート率も高いので、自信をもって勧めれる軟膏です ちょっと匂いがありますが、毎日塗ってると慣れて気にならなくなります 当薬局のはチューブではないので、最後まで全部きれいに使いきることができます 伸びも良いので、減りを抑えることができ、長持ちするので喜ばれています ぜひ、当店の軟膏を使ってみてください |
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更新日: 2024/11/27 |
風邪やインフルエンザで起こる諸症状に対して漢方薬は有効です
おそらく知らない人はいないであろう超有名な漢方薬といえば葛根湯 風邪の初期に使うと良いとよく言われていますが、経験的にいえば、風邪を引きそうかなというときに温かいお湯で飲むのが一番良いですね 葛根湯は悪寒、発熱、無汗という状態に使います この無汗というのは、全く汗が出てない状態です 背中に手を当ててみると、ちょっと汗ばんでるという状態には使いません この場合は桂枝湯という漢方薬を使った方が良いです 桂枝湯は妊婦さんの風邪にも使えます 風邪を引いて食欲がなくなってきたなという時期に来ると、柴胡桂枝湯を使います 使い分けるのが面倒だなと思ったら、柴葛解肌湯がおすすめです 葛根湯と柴胡桂枝湯の両方の条件を満たす上に、喉の痛みにも適応範囲となります 非常に使い勝手のいい漢方薬になります 鼻水、くしゃみがメインであるなら小青竜湯 胃が弱い人は苓甘姜味辛夏仁湯 悪寒というよりもただただ寒いという場合には麻黄附子細辛湯 風邪の諸症状にすぐ対応できるように常備しておきませんか? ご相談ください |
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更新日: 2024/11/25 |
毎年、この時期になると書いてる気もしますが、正直何書いてたか覚えてないので、改めて書いちゃいます
寒くなってくると、内臓を冷やさないように血流は皮膚表面ではなく、内側に集中します そうして皮膚表面の防御が手薄になり、冷たい外気にさらされ、より寒く感じたり、風邪の細菌やインフルエンザなどのウイルスの侵入を許してしまいます 風邪を引かないようにするためには、体を中から温めて皮膚表面にも十分血流を流せるようにして防御を強化してあげる必要があります 漢方では、乾姜や附子で体の中から温め、また当帰や桂枝で血液の量を増やして血流を良くして体を温めます 寒い冬を元気に過ごしませんか? ご相談ください |
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更新日: 2024/11/24 |