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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

暑くなってきましたね。
この時期に現れやすいものに汗疱というものがあります。
汗疱は、手の指や手のひら、足の指、足の裏に水疱が多発し、しかも水疱同士が密着したりして、かなり強い痒みを伴います。
この水疱が破れて汁が出ると汗疱性湿疹となります。

この汗疱は汗をかきやすい人に多いとも、汗が上手く出ずにいることが原因とも言われています。
西洋医学では強いステロイド剤を塗るなどで対応します。

漢方では汗疱は汗が上手に出ず、表面に停滞し熱を帯びた状態である湿熱としてとらえ、消風散や越婢加朮湯、竜胆瀉肝湯などで熱を冷ましながら水も同時に捌く方法で対応します。
また手のひら足の裏の汗は精神的な緊張によってもかくものなので、柴胡が配合された柴胡剤も使って体質改善を図ることもあります。
また汗の出過ぎは、皮膚の汗腺の開閉機能の異常によるものなので、黄耆が配合された黄耆剤も使うことがあります。

漢方薬を内服するとともに太乙膏という軟膏を塗ることで治りが早くなります。

ちなみに私も現在、右手の指、右手のひらに30個くらいの水疱が出来ており、病院に行ったら強めのステロイド剤を出すと言われたのでその場できっぱりと断り、漢方薬の服用と漢方軟膏を使って治すことにし、一週間経過しましたが、水疱はほとんど枯れた状態で痒みもほとんどなく、水疱が破けて湿疹になるという状態は防げました。

汗疱でお困りの方、ご相談ください。

6月から8月にかけて流行する手足口病。
子どもがかかる夏風邪というイメージがありますが、大人でもかかることがあります。

手足口病はエンテロウイルスなどのウイルスが原因で、3日から6日の潜伏期間を経て口の中の粘膜や手のひら、足の裏、足の甲などに水疱性の発疹が現れ、発熱することがありますが、大半は数日で治ります。

手足口病に対するワクチンや予防薬はなく、くしゃみなどによる飛沫感染や接触感染が感染経路となっているため、こまめな手洗いやタオルを共用しないなどの対策が必要になります。
現代医学では予防できないですが、手足口病はウイルスによるものなので漢方では板藍根で対応します。

また症状は免疫力によって左右され、免疫力は疲労が蓄積すると低下するので、暑さによる疲労の蓄積にも注意が必要になります。
漢方薬で疲労に代表的なものといえば補中益気湯です。
またササヘルスは継続して服用することによって溜まる疲労を少しずつ軽減していくことができます。
他にも味はクソ不味いけど疲れには非常に良く効く評判の良いドリンクも当店にはあります。

感染して症状が現れてから初めて対処するのではなく、未然に防ぐようにしましょう。

今年のゴールデンウィークは10連休ですね。
しかし、当薬局は10連休もはしません!・・・というより10日も連続で休むなんて怖くてできません!

ゴールデンウィークのお休みは下記の通りになります。

5月3日(金)~5日(日)

その他の日は通常通り営業します。

春は卒業や入学、就職や異動など環境の変化により、精神的に不安定になりがちです。

東洋医学では春の病は肝にあると考えます。
東洋医学でいう肝は解毒、血を貯蔵するところであり、気血の巡りをスムーズにするところで、感情のコントロールに大きく関係しています。
ストレスは最も肝に影響を与えます。

春は陽射しが明るくなり、新しい芽が出始め、自然のエネルギーが高まる季節です。
冬は寒さに堪えるために栄養を溜め込む季節でしたが、春は冬に溜め込んだ毒素を出そうと活発に動き始めます。
解毒するために肝が頑張って働いてくれますが、負担がかかりすぎると正常に働かなくなります。

肝は五行では木に属し、木は風が吹くとゆらゆらと揺れ動きますが、風は高い所へ行くほど強く吹きます。
肝の働きが亢進した状態は、高い木が強い風に吹かれて揺れ動くかの如く、気持ちをぐらぐら揺れ動かせ、イライラしたりと不安定になります。

肝の働きを正常にし、気の巡りをスムーズにする漢方薬で、のびのびとした気持ちに導きます。
新生活が不安な方、漢方薬の力を借りてみませんか?
ご相談ください。

つわりは妊娠して間もなく現れる症状で、つわりの程度は個人差があり、自然に治まる人もいれば、妊娠中ずっとつわりに苦しむ人もいます。

つわりは悪心、嘔吐といった症状であることから、胃腸が弱い、過剰な水分が溜まっている、気の流れが上に行っていると考えます。

胃腸は飲食した物を気・血・水に変換させますが、胃腸が弱いと必要な水に変換することができず、不要な水として残ってしまいます。
その水が上に溢れてきて、つわりとなって現れます。
胃腸が弱くない場合でも、水分を多く摂りすぎていたり、甘い物の食べ過ぎなども不要な水を溜め込んでしまいます。
またストレスは気の巡りを悪くし、長らく停滞していると熱気を帯びてしまい、熱は軽く上に行く性質なので、熱気が上に上がり、つわりとなって現れます。


万氏婦人科という書物につわりについて、症状が軽い人は薬を飲まなくてもかまわない。これは常病である。症状が重い人は薬を服用する必要がある。胎児の気を傷つけるかもしれないからだ。と書かれています。

つわりが酷く、日常生活に支障を来たす場合は漢方薬を活用しましょう。