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冬になると足元が冷える。足が冷たくて眠りづらい。

手先・足先といった体の末端部分では
寒さが強くなるにつれて、冷えを感じやすくなります。
それ自体は、寒いから冷えるという正常な反応(寒冷障害)ですから
手足を寒さに直に晒さない、指を意識して動かしてみる、
カイロで温めるなど積極的な対応が求められます。

けれど一方で、末端に現れる冷えは血行の悪さ(血行障害)も反映します。
手先・足先といった末端は、体の中心から見れば
一番遠い部分=血液を一番届かせにくい部分に当たります。
そういった部分で冷えを感じることは、
体の温もりが届きにくい(届いていない)サインです。

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血行の悪さは、日中は身体を動かすことで
ある程度サポートできますが、夜半や就寝中は難しくなります。
逆に体の血流は、夜半や就寝中に落ち着き消沈していくので
日中よりも夜半や早朝に冷えを感じやすいのは、納得できる話だと思います。

足元が冷える時に服んでおきたい漢方薬とは即ち
足元の血行の悪さを改善する漢方薬を指します。
そういった場合には、手足へ向かう血流を増やしていく人参養栄湯や当帰四逆湯、
足腰の血流循環を整える芎帰調血飲や八味地黄丸、
あるいは下半身へ向かう血液を温める苓姜朮甘湯や五積散に、一服の価値があります。

のどが荒れやすい。
かぜを引くと、決まって喉を荒らしてしまう。
のどの腫れや痛みがひどく、いつも抗生物質のお世話になる。

そういう病状はしばしば、のどの偏った性質(状態)で引き起こされます。
漢方的には、その偏りは陽証・実証・熱証といった形で表現されますが
簡単に言えば、「荒れにくさ」よりも「荒れやすさ」が勝るほどに、
のど粘膜は荒れやすく、腫れはひどくなります。
そういった偏りが、免疫で起こるとアレルギーに、
患部で起きると呼吸器が弱いという話に言及されます。

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のどを荒れにくくする。その為には
のど粘膜の「荒れにくさ」と「荒れやすさ」のバランスを整えることが重要です。
例えば、大人よりも子供の方が、虚弱な人よりも旺盛な人の方が
ゆっくりした生活よりも忙しい生活を過ごす人の方が「荒れやすさ」は盛んになりやすい。
そういった場合には頻発する炎症を鎮める、荊防敗毒散や荊芥連翹湯、
あるいは柴胡桂枝乾姜湯に一服の価値があります。

また一方で、若い人よりも高齢の人の方が、口の渇きや皮膚の痒みを訴える人の方が
かぜを引きにくい人よりも引きやすい人の方が「荒れにくさ」は衰えやすい。
そういった場合には喉に潤いを与える、麦門冬湯や滋陰降火湯、
あるいは味麦地黄丸に一服の価値があります。

花粉症でも、鼻がムズムズする。鼻水がズルスル出る。くしゃみを連発する。
あるいは、そういった症状が周りの人よりも先に現れる。

そういった症状には、患部が水を吸って膨らんだ=潤け(ふやけ)た状態が関係しています。
潤けた粘膜は刺激に対して敏感になり、分泌症状が頻繁に現れるようになりますが、
冬の寒気がしばしば、この潤け状態を招きます。

寒空に身を晒して、鼻水を出す。
それ自体は誰でも経験がある正常な反応ですが、
症状が繰り返されたり、身体が寒気に対して敏感になると、
患部はしだいに潤けを帯びて緩んでいき、大した寒さがなくても、あるいは寒さ以外の刺激でも
鼻水や涙目、くしゃみといった、分泌症状を起こすようになります。

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花粉症に備えて服んでおきたい漢方薬の一つは即ち、
暖かい時期に先んじて、患部の潤けを解消しておく存在を意味します。
それは例えば、寒気で潤けた粘膜を元に戻す小青龍湯をはじめ、
粘膜を適度に引き締める玉塀風散や黄耆建中湯、
あるいは呼吸器の水はけを整える苓甘姜味辛夏仁湯や香砂六君子湯に、一服の価値があります。

なお、寒気によって潤けた粘膜は、温かい季節を迎えると
さらに潤けるようになります(暖かさによる弛緩)。
その為、ここで紹介した漢方薬は春前の寒さが残る時期から服用しておく方が効果的です。

春の訪れと共に出現する花粉症。
発症は特定の時期に限定されますが
症状の現れ方・特徴には、冬場や春先の体調の整え方が深く関係しています。

これは耳鼻咽喉科の先生から聞いた話ですが
例年、花粉症の症状を抱える人は、2月2日には決まって節分の豆を食べ、
2月14日には決まってチョコレートを食べて、診療に訪れる。
花粉の存在も然ることながら、実はそういった食生活が花粉症を勢いづかせる。
花粉症に悩む人は、ぜひそういう事にも目を向けて欲しい。

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豆やチョコレートそのものは、必ずしも症状を誘発するものではありません。
けれど、花粉症やアレルギー体質を抱える人にとっては
充血や腫れ(浮腫)を通じて、症状を激化・悪化させる要素になります。
極端な事を言えば、チョコレートを食べて鼻血を訴える人は、
鼻粘膜に刺激を与えると、炎症(鼻炎)を訴える状態に陥ります。
鼻血が漏れる人は、鼻汁も同じく漏れやすいという訳です。

花粉症に備えて服んでおきたい漢方薬の一つは即ち、
症状に先んじて、患部の充血・腫れを鎮めておく存在を意味します。
それは例えば、過敏性の炎症症状を鎮める柴胡清肝湯や荊芥連翹湯、
あるいは粘膜の浮腫を防ぐ玉塀風散や桂枝加黄耆湯に一服の価値があります。
これらの漢方薬は花粉症の中でも、鼻炎や鼻づまり、
目の痒みが強く現れるものに効果的です。

ふとした拍子で、咳が出る。
喉に不快感を覚える。喉がむず痒い。

そういった咳は、煩わしさを感じる反面、
咳をした直後はスッキリとした感じを伴うと思います。
このタイプの咳は、身体にとっての異物(もしくは異物感・不快感)を発散するための動作で、
喉に負担をかけることはありません。
けれど一方で、咳を繰り返すほどに咽頭部の潤いは希薄(もしくは濃密)して、
それが更に違和感・不快感をもたらします。
そうした場合、咳そのものを止めるよりも、咳を出にくくする事を目的として、
痰の切れや喉の痞え感、咽頭の不快感などを解消することが効果的です。
そのような場合には、痰の切れを良くする桔梗湯、喉の痞えを除く半夏厚朴湯や蘇子降気湯、
喉の痒みを改善する麻黄附子細辛湯などに一服の価値があります。

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激しい咳が込み上げてくる。咳をすると喉が痛む。
一旦始まるとなかなか鎮まらない。

そういった咳は、身体や呼吸器にとって大きな負担になり、辛さや苦しさを伴います。
このタイプの咳は繰り返すと、呼吸器を傷つけてしまいます。
咳は本来、呼吸器の異物を排除するための行為ですが、
度が過ぎると異物の排除と一緒に正常な存在まで削り、傷つけます。
そうした咳を繰り返せば、喉は腫れただれ、喘息や肺炎といった重篤な障害を招き、
それが更に咳を起こすという悪循環に陥ります。
その為、このタイプの咳は繰り返すほどに症状が強まり、
逆に身体は疲弊していくという道を辿ります。

咳がひどくなっていく場合には、症状を和らげる事を目的として
咳による呼吸器への負担を減らす、咳に伴う腫れや炎症を解消することが効果的です。
そういった場合には、呼吸器の腫れを改善する竹葉石膏湯や五虎湯、
慢性的な炎症を改善する滋陰降火湯や麦門冬湯などに一服の価値があります。



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