掻くことで痒みが和らぐのでつい掻いてしまいますよね。
でも何で掻くと痒みが和らぐか知ってますか?
筑波大学の長瀬博教授らがその謎を解き明かす神経を見つけたそうです。
それはかゆみを抑えるB5-Iと呼ばれる神経です!
人が患部を引っかいたり、冷やしたりすると、B5-I神経からダイノルフィンという神経伝達物質が放出され、痒みの情報が脳に伝わる神経伝達網をブロックします。
その結果、痒みが和らぐそうです。
ただ、ダイノルフィンは体内には少量しかないうえ、すぐに分解されるので軽度の痒みにしか効果がないみたいです。
掻いてる瞬間は気持ちいいけど、掻いた後はさらに痒みが増すので、極力掻かないほうがいいですね。