昨年の夏は気温が高く、花粉を放出する雄花の数が比較的多いことから、今年の花粉の飛散量は多いみたいです。
花粉症の方にとっては地獄の日々を迎えることになりますね。
花粉症で薄い鼻水が出て止まらないという場合に使う漢方薬と言えば、小青竜湯が真っ先に思い浮かびますが、ただ、この小青竜湯は胃腸が弱い方には不向きであります。
そういう方には苓甘姜味辛夏仁湯を使うことが多いですが、他に藿香正気散も使われます。
藿香正気散は、夏風邪や冬のノロウイルスによく使うのですが、実は花粉症にも使えるんです。
小青竜湯と同様、薄い鼻水が出て止まらないという場合に用いられますが、藿香正気散は胃腸に良いので安心して使えます。
未熟な私は最近、このことを知り、私自身花粉症で薄い鼻水がよく出るので、試しに藿香正気散を服用してみたところ、意外と即効性があることに驚かされました。