電話・メール・店頭で相談できます
お店で漢方相談 メールで漢方相談 電話で漢方相談 089-952-2030漢方相談 漢方の養命庵 中野薬局(愛媛県松山市)
  • きぐすり.com
  • ホーム
  • 店舗紹介
  • 相談方法
  • 交通アクセス
  • 健康トピックス
トップ > 健康トピックス

健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

本日の読売新聞を読んでいると

明日8月31日は野菜の日だそうです。

野菜が健康に良い理由や、その秘密やメカニズムについて書かれていたので、ほぼ丸写しします。


夏の旬な野菜には、私たちを紫外線や暑さから守ってくれる機能があります。
動物は暑さから逃れようと思ったら、木陰に隠れることができますが、植物は動けないので、夏の強い太陽の日差しや紫外線、暑さから逃れる術はありません。
しかし、植物は紫外線の強すぎる悪い影響だけを無害化できる特有の機能を持っています。

言い換えれば、夏の旬な野菜こそ、暑さに対抗する機能を備えています。

暑い夏に美味しく野菜を食べることで、これらの機能成分が獲得でき、体内で紫外線や暑さから守る成分として働かせることができるのです。

そんな優れものの夏野菜たちの機能成分の多くは、野菜の色素部分に含まれています。
だから、昔から色のついた緑黄色野菜を食べましょうと言われるのです。

色のついた野菜にはカロテンが多く、体内でビタミンAに変わるからです。
要するにビタミンが多いから緑黄色野菜を食べるのが良いとされているのです。

カロテンも重要ですが、最近注目されているのが、紫外線や病虫害に負けないように働く抗酸化作用を持つ成分です。
老化の原因は、細胞が錆びるからということも分かってきました。
老化を遅らせるための抗酸化作用のある物質も解明されつつあります。

強すぎる紫外線や暑さは体内で酸化や老化を進めます。
野菜や果物の成分には抗酸化作用を持つ成分が含まれ、特に夏野菜にこの成分が多いのです。

抗酸化成分は、色素に多く、赤いトマトやスイカのリコピン、赤いパプリカのカプサイチン、黄色いパプリカのアスタキサンチン、黄色いトウモロコシはゼアキサンチン、紫のナスやブルーベリーにはアントシアニンという抗酸化物質が含まれています。

その他、青ピーマン、ゴーヤ、ズッキーニ、トウガンにビタミンC、サヤインゲンにカロテンが多く含まれ、これらを食べると抗酸化作用が体の内側から紫外線や暑さによるダメージをブロックしてくれるようです。

また、いつまでもすっきり視野を確保したい目ですが、夏の強い紫外線には弱く、誰でも年齢とともに白内障や黄斑変性症が起こると言われています。
目の奥の光を感じる網膜の部分には、黄色のゼアキサンチン、光を感じる色素のレチナール(ビタミンA)が含まれています。

暑い夏にこれらの夏野菜がとても美味しく感じられるのは、こういった私たちの体が自然と欲する成分が含まれているからです。

とはいえ、くれぐれも野菜さえ取っていれば安心だとは思わないでください。
これらの成分が効率よく働くには、酵素を形成するたんぱく質やビタミンB群、E、ミネラルも必要なので、一緒に魚介類、肉類、豆類、果物なども摂取することをお忘れなく。