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更年期障害とは、卵巣機能が低下し、女性ホルモンであるエストロゲンが減少することで発生する様々な不調の総称(医学的には症候群と言います)の事です。
具体的には、顔の火照り、手足の火照り、頭痛、吐き気、めまい、不眠、疲労感、動悸、息切れ、多汗、関節痛、筋肉痛などの身体的症状の他にも、不安感、イライラ、抑うつ感、情緒不安定等の精神的症状を伴います。
症状が悪化しますと、会社を辞めてしまったり、家から出れなくなったりと、生活に支障をきたす方も。
近年では、20代の方でも、ストレスによりエストロゲンが減少し、更年期障害様症状を起こす方が増えているようです。

病院での治療の最近のトレンドと言われているのは、ホルモン補充療法(hormone replacement therapy:HRT)なのですが、まぁ別に最近のトレンドではなく、昔から特に変わってません。
変わったことと言えば、薬剤の種類が増えたんで、細かなホルモン補充計画が立てれるようになったこと、早ければ35歳ぐらいから始めていくのが一般的になってきたこと、それと、皮肉って申し訳ないのですが、ホルモン療法という言い方をHRTと英語で格好良く言えば、新しくなった気がするだけですね。
投与量が細かく設定出来るようになったので、大きな副作用(例えば乳癌)のリスクは減りましたが、軽度の副作用に関しては、いまだに多いのが実情のようですから、重度の更年期障害で「家から出れない」「会社に行けない」という人の場合は、HRTも良いでしょうけど、軽度の更年期障害の場合は、更年期障害は改善したけど、薬の副作用で他の症状に悩まされる・・・なんて人もいます。

漢方薬も鍼灸も、副作用は全くないとは言いませんが、とある論文によると、HRTよりは副作用のリスクは少ないという結論の論文もありますし、そういう意味では、HRTよりは安全なのかも知れません。有効性に関しても近年の研究では、「漢方薬とHRTには有意差は見られない」という論文もあります。
更年期でお悩みの方で、ホルモン療法は副作用がちょっと・・・という方は、是非一度、漢方や鍼灸を試されてみてはいかがですか?

【参考論文・文献】PharmacoEconomics hormone replacement therapy Ruth Whittington, Diana Faulds Hormone replacement therapy Gary D. Hodgen The effect of Chinese herbal medicines (CHM) on menopausal symptoms compared to hormone replacement therapy (HRT) and placebo SH Kwee, HH Tan, A Marsman, C Wauters - Maturitas, 2007 – Elsevier Prevalence of and satisfaction with complementary therapies and hormone replacement therapy in a specialist menopause clinic 2001, Vol. 4, No. 3 , Pages 250-256 A. Vashisht, C. L. Domoney, W. Cronje and J. W. W. Studd Kami-shoyo-san, Kampo (Japanese traditional medicine), is effective for climacteric syndrome, especially in hormone-replacement-therapy-resistant patients who strongly complain of psychological symptoms Takao Hidaka1,2,*, Rika Yonezawa1, Shigeru Saito1 Role of Hormone Therapy in the Management of Menopause Shifren, Jan L. MD; Schiff, Isaac MD


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