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「体温が低いと、授かりにくい」とよくいわれますが、実は体温が高すぎても、授かりにくいようです。また、体温が高い体質ゆえにあらわれる不調もあります。体温を適温にととのえて、妊娠力を高めましょう。

体温が高すぎて循環が悪くなる場合も
「赤ちゃんがなかなかできない」と相談にいらっしゃる人の基礎体温表を見せていただくと、「低温期が36度以下」「高体温期が36.7度を超えていない」ということが珍しくありません。
 卵子と精子が受精し、受精卵が子宮の中で育っていくためには、やはり、ある程度の体温が必要なのだと感じさせられます。
 では、体温は高ければ高いほうが妊娠しやすいか、というと、そうともいえません。
たとえば、「低温期で36.7度以上、高温期は37度を超えている」ような体温が高い人も、実はなかなか妊娠しづらいのです。妊娠にもほどよい体温、適温があるのでしょう。
 また、漢方的に見ると、ふだんから体温が高い場合、その人は、”血熱”という病的な体質であると考えます。血熱というのは、体の中を循環する血液に熱がこもって、体にいろいろな不調があらわれているような状態。たとえば、更年期障害の症状であるのぼせなどは、血熱の代表的なものといえます。
 血熱があると、血液の循環が悪くなるため、月経が止まったり、不正出血が起きることもあります。

ストレスがたまると余分な熱がたまる
血熱を治すため漢方では柴胡という薬草を使用します。柴胡は、体の中にこもった熱を汗などで発散させる作用を持つ薬です。
「体温がいつも高くて、低温期と高温期の境目がわかりにくい」「月経前になると、体温が37度を超えて、微熱っぽくなる」というような人が、柴胡の入った漢方薬を服用すると体温がほどよく下がり、その結果、妊娠されるということもよくあります。
血熱はストレスと深く関係しているのですが、血熱体質の人は、もともと神経質、心配症の人が多く、ささいなことで落ち込んだり、イライラしたりしがち。仕事や不妊治療でも、ストレスを感じやすいでしょう。
余分な熱を体にためないためには、物事をクヨクヨと考えすぎないことが大事。そして、心から楽しめる趣味を持つ、なんでも話せる相談相手を持つなどして、できるだけストレスを自分の中にため込まない生活を心がけましょう。


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