髙木漢方では、子宮内膜症と子宮腺筋症の漢方薬療法を得意としております。
ここでは、子宮内膜症と子宮腺筋症について、漢方的な観点に基づいて、その病因や病気の治療法などを考えます。
Ⅰ.子宮内膜症(しきゅうないまくしょう)とは何か。
①痛みについて。
女性の病気の中で、『ひどい痛みのある代表的な病気を三つあげなさい。』という問題があるとしたら、一つ目は、「子宮外妊娠」、二つ目は、「胆石症」、そして、「子宮内膜症(しきゅうないまくしょう)の痛み」でしょうね。
普通は、子宮内膜症の痛みは、年月をへて、病気がかなり進行すると表れます。
生理痛の増悪と月経困難症が特徴です。
なぜか重度の子宮内膜症の人でも痛みの無い人もいますし、内膜症自体は、ごく軽度でも、七転八倒するような激しい痛みがあることもございます。
②子宮内膜症の性質とは。
子宮内膜症とは、本来は、子宮の内側にしかないはずの子宮内膜組織が、子宮以外のところで増殖する良性(非がん性)の病気です。
ただし、転移や浸潤するなど悪性腫瘍のような性質も併せ持っています。
子宮外にある子宮内膜組織は、エストロゲンに依存して発育していきます。
子宮内膜症は、母から娘に遺伝することが知られています。
子宮内膜症の原因は、不明です。
原因の仮説としては、月経中にはがれ落ちた子宮内膜の一部が、膣(ちつ)から経血とともに体外に出ず、逆に卵管を通って卵巣のほうに移動し腹腔に達するという説や、子宮内膜細胞が血管やリンパ管を通って他の部位に移動するという説がございます。
子宮内膜症は、不妊症の原因になります。
子宮内膜症が進行すると、卵巣から子宮への通路がふさがれて、不妊症になります。
女性の不妊症の約50パーセントに、子宮内膜症がみられます。
③出血について。
子宮内膜症により他の組織に飛んだ子宮内膜細胞は、月経時に、出血します。
出血した血液は、組織間に貯留し、血腫を形成して「ブルベリースポット」と呼ばれるのう胞を生じさせます。
卵巣では、「チョコレートのう胞(のう腫)」と呼ばれる強い癒着を引き起こすのう胞となります。
転げまわるような酷い月経痛(生理痛)を伴う「月経困難症(げっけいこんなんしょう)」はこれが原因ですね。
さらに、出血により周囲組織に血液が浸潤した結果、組織が繊維化して癒着や硬結を引き起こし、骨盤内膿瘍が癒着のために一つの塊となる「凍結骨盤(とうけつこつばん)」と呼ばれる状態に悪化します。
凍結骨盤にまで、進むと、腹腔内は、完全に於血(おけつ)で満たされており、古く汚れた血の中に傷ついた子宮が浮かんでいるようなものです。
Ⅱ.子宮腺筋症(しきゅうせんきんしょう)とは何か。
子宮内膜症の状態が、数年間放置されると、子宮腺筋症の状態が見られるようになります。
子宮内膜上皮細胞や間質細胞が正常な筋組織や結合組織の中に浸潤し、特に、子宮筋層の中に生じたものを「子宮腺筋症」といいます。
子宮腺筋症が見られるようになると、子宮内膜症は、上記の凍結骨盤にまで、進んでいます。
子宮腺筋症と子宮筋腫は、出来るところも症状も似通っているため、区別するには、顕微鏡による組織検査(生検)が必要になります。
髙木漢方では、子宮内膜症と子宮腺筋症についての漢方薬療法のご相談を承っております。
髙木漢方の漢方薬は、良く効くと評判です。
Ⅲ.髙木漢方の漢方薬の使用例
① 40歳 主婦
中肉中背。顔色はやや赤い。生理痛で3~4日は寝こむ。不正出血がある。市販の痛み止め薬は効かない。生理が不規則である。
近くの病院を受診したところ、「子宮内膜症」と診断された。ロキソニンを飲んだか、痛みは取れないそのままである。
生理痛及び、頭痛、鉛のように重い肩こり、冷えとのぼせがある。それらの症状は生理時に悪化する。
このつらい症状をなんとかしてほしいと、ご相談にみえた。
漢方的に見立てると、於血(おけつ)が多く、気滞(きたい)と気虚(ききょ)もみられたので、それらの症状の体質を改善するための、髙木漢方の漢方薬、三種類を、1ヶ月分お飲みいただいた。
一ヵ月後に再来店。一週間目くらいより、頭痛が減って、肩こりが楽になり始めたとのこと。
途中で、生理があったが、かなり楽だった。
生理時に、レバー状のものがたくさん出たとのこと。
さらに、1ヶ月分を持ち帰られた。
また、一ヵ月後にご来店。頭痛は出なくなった。肩こりもまったく感じなくなった。体が軽くなった。
また、当店の漢方薬を1ヵ月分持ち帰られた。
一ヵ月後にご来店。順調に回復しているとのこと。
病院で、再検査したところ、「子宮内膜症が、ほとんど治っていると言われた」と、大変、喜ばれた。
完治をめざして、漢方薬を続けたいとのこと。
② 24歳 銀行員
毎月、酷い生理痛に悩まされている。不正出血もあったため、病院で検査したところ、「子宮内膜症が子宮周辺の一部にみられる」とのこと。
病院の痛み止め薬を飲むと気分が悪くなり、仕事にならない。ピルもすすめられたが、怖くて続けて飲めないとのこと。
漢方でなんとかならないかとご来店になった。
目のクマが出ている。すこし痩せ気味。手足が冷える。片頭痛や肩こりもひどい。足がむくみやすい。
漢方的に見立てると、於血と気血両虚(きけつりょうきょ)と痰湿(たんしつ)が見られたので、それらの体質を改善するための髙木漢方の漢方薬、二種類を1ヶ月分、飲んでいただきました。
一ヵ月後にご来店。この間に、生理が来たけど、楽だったとのこと。片頭痛が出なかった。肩こりも減ったとのこと。
さらに、1ヶ月分を購入された。
また、一ヵ月後にご来店。また、生理が来たが、今回も楽に終わった。
足のむくみも気にならなくなったとのこと。
外見では、目のクマが薄くなり、顔が見違えるように美しくなった。
また、1ヶ月分を購入された。
さらに、1ヵ月後にご来店。病院で再検査の結果、「子宮内膜症は消えている。子宮がキレイになっている。」と言われたと喜ばれた。
自覚症状としても、とても体か軽く元気になれたとのこと。目のクマもまったく目立たなくなっていた。
当店の漢方薬は、しばらく続けたいとのこと。
【髙木漢方の漢方健康病気相談】
子宮内膜症と子宮腺筋症で、お悩みのときは、お気軽にご相談ください。
髙木漢方では、漢方理論に基づいて、漢方的な見立てをして、子宮内膜症と子宮腺筋症の養生や治療のための漢方薬をお選びいたします。
ご相談は、無料です。
子宮内膜症と子宮腺筋症の症状は、実にさまざまです。
髙木漢方では、それらを漢方の尺度で、判断して、子宮内膜症と子宮腺筋症が改善するように体質を改善します。
子宮内膜症と子宮腺筋症の体質を改善することは、全身の体質を改善することに繋がります。
ひと様にいっても分かってもらえない不快感、病院に行っても病名もつかないつらい症状、お気軽にご相談ください。
当店の漢方薬のここちよい穏やかな効き目で、どんどんと改善いたします。
早めの養生が、あなた様自身を助けます。
ご相談&カウンセリングは無料です。
髙木漢方(たかぎかんぽう)まで、お気軽にお越しくださいませ。
子宝相談と皮膚病相談と漢方カウンセリングのできるお店
髙木漢方 (たかぎかんぽう) 創業慶応二年 横浜の漢方健康病気相談専門店
住所 神奈川県横浜市中区石川町5丁目185番地6
(石川町5丁目バス停前)
ご相談電話&お問い合わせ電話 045-681-5888
お気軽にお問い合わせください。
営業時間 11:00~18:00
定休日 金
【当店への行き方】
① JR 根岸線 石川町駅 元町口 ( 南口 ) より徒歩6分。
元町とは正反対の方向 に、首都高速の高架下の中村川を右に見ながら、 そって進んで、亀の橋を渡らずに真っ直ぐに歩いて、車橋 ( くるまばし ) 南交差点の角 ( 石川町5丁目 ) に当店はございます。
(石川町駅南口改札前のタクシー利用で 2分です。)
② 横浜市営地下鉄 伊勢佐木長者町駅より徒歩8分。
改札前のエレベーターで地上に出て、伊勢佐木町とは反対方向の打越の坂道 ( 山元町、根岸森林公園方面 ) に向かって歩いて車橋のたもとに当店はございます。
③ 伊勢佐木長者町駅前のバス停から、市営バス 103 根岸台ゆきに乗って、二番目の 「石川町5丁目」 で下車スグ。
駅改札前のエレベーターで地上に出て、目の前のバス停より「103 根岸台、103根岸駅」( 横浜駅東口発 ) に乗って、2番目の「石川町5丁目」 のバス停にて降車してください。
石川町5丁目のバス停の前に当店はございます。


