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 朝晩はぐんと空気が冷たくなりました。暦の上では冬の始まりです。冬と関わりが深い「腎」は生命活動の源となる精力を貯めて全身に活力を与える場所です。冬に動物たちが冬眠をするように、私達も活力が低下するので休息時期に入ります。働きの低下した腎に合わせて生命エネルギーを温存しましょう。

 腎を補うのは、昆布、わかめ、ひじき、あさり、しじみなどの鹹味の食材です。陰陽五行論では黒色が腎に相当するため、黒ごま、黒豆、黒きくらげなどの黒い食材も積極的に摂りましょう。また収穫できる作物が減る中で冬の栄養を補う中心になる食材は根菜類です。ごぼう、れんこん、大根などの土の中ですくすく育った根菜は腎の衰えを予防してくれます。必ず火を通して温めて下さいね。根菜はお味噌との相性も良いので、ぜひ朝ご飯(蛇足ですが、玄米は黒。白いお米は秋が旬です。新型コロナウイルス感染症が日本人に少ないのは、お米を中心の和食を基本にしているからかも知れないと云う意見もあります。)に酵素たっぷりの根菜入りお味噌汁を召しあがって朝の冷えた身体を温めて下さいね。

 立冬とは言え、乾燥注意報は発令中!マスクはしていても、やはり乾燥はしますのでこまめにうがい・手洗いに加えて、しっかり温かいものを召し上がって、いつもより1時間早めに眠れるように心掛けましょう。
スタッフK

 収穫の秋を迎えました。
 コロナ不安で思えば脾(消化機能)を病み、夏に疲れた胃もほっと一息、体力回復に良い季節になりました。
 
 山上憶良の施頭歌に「萩の花、尾花(ススキ)、葛花くずばな撫子なでしこの花、女郎花おみなえし、また藤袴ふじばかま朝貌あさがおの花(今の朝顔とも桔梗とも木槿もっかともいわれている)」と秋の七草を詠んだものがあります。
 春の七草は食材になりますが、秋の七草は観賞用。心の栄養です。

民間薬として葛の花は二日酔い予防。撫子は瞿麦くばくと呼ぶ小さな黒い種に利尿効果があります。今や絶滅危惧種の藤袴は乾燥させた茎や葉にクマリンという桜餅の葉のような香りがあり、平安時代の女性は匂い袋に入れたり、茎や葉を水につけて髪を洗ったりしたそうです。

 『黄帝内経素問』に「秋は肺が主り(主に働く)、肺は皮毛を生じ(肺と表裏関係の大腸とも深く関わり)、鼻を主り、天にあっては燥となし、色にあっては白となし、味にあっては辛いとなし・・・」と記してあります。
 朝夕の冷えから肺に負担がかかり、鼻水やカゼ引き、咳喘息の悪化や便秘・下痢などお腹の冷えから来る不調も現れやすい季節です。
 予防法として、大根(白・辛味・涼性)・れんこん(白・甘味・平性)、梨(白・甘、微酸味・寒性)のホットジュースを取り入れ肺を潤し、口を閉じて鼻呼吸をしましょう。
 お風呂の湯船にしっかり浸り5首(足首と手首と首)を保温して、体温を36.5℃以上に維持することで、ウイルス退治をしましょう。
小池加能拝  

『カゼには即効漢方』
自分で選んで自分で治す
たにぐち書店 ¥2,200
神楽坂 漢方 有恒薬局 小池 加能 著

 虫の声が蝉から鈴虫へと変わり、夜風も心地よく感じるようになりました。日中はまだ残暑が続きそうです。無理のないように過ごしたいものですね。
 新型コロナウイルス感染症も増減を繰り返しており、これから気温が下がってくると気をつけたいのは乾燥です。現在、常にマスクをつけた状態で過ごしているので、鼻、喉、肺の乾燥は昨年に比べると少ないとは思います。ですが、マスクをしていても完全にウイルスを防ぐことはできないので、咳がコンコン、喉がイガイガ、声がガラガラしてきたと思ったら、まずは手洗いとうがいをして肺や呼吸器を潤す食物で補いましょう。
 秋は乾燥した空気から肺や呼吸器を守るため、体液を補って体を潤す食材として、梨、柿、ビワ、きのこ類、ねぎ、ゴボウやぎんなんなどの旬の果物や野菜類などを取り入れると良いでしょう。五行説で考えると秋は白い食材がお勧めです。果物は身体を冷やすので、温めて召し上がってみてください。
☆梨のホットジュースの作り方☆
 梨を適量すりおろします。果汁を搾り、お鍋で温めて完成です。生姜やはちみつを加えても良いですね。肺を潤すだけではなく、口内炎にも効きますよ♪
スタッフK

 このまま明けないの?と思う程、空が泣き続けた梅雨でした。水害に遭われた皆様方には心よりお見舞い申し上げます。
 地球上では目に見えない新型コロナ君に対して不安でおびえる人々、家庭内の人口密度が上りイライラ家族、運動不足で鬱っぽく不眠と負のエネルギーが高まっている感じがします。
 海水浴が出来なくても、花火を見られなくても、キャンプに行けなくても、それでも夏は来ます。
 子供の時に味わった夏は、ポーと行く雲をながめ、トンボを取って遊び、読書しながら昼寝していました。
 そんなのんびりした夏が来たことを楽しむことに致しましょう。

 不眠、不安、動悸そして新型コロナ感染予防、新型コロナ感染後の諸々瘀血状態は漢方向きです。
 COVID-19感染予防の為、(と店主の老化予防の為)不定日営業中です。
事前にご予約の上、お出かけ下さい。
 突然のご来店では入店をおことわりする事がございます。
 留守番電話時には
         ①お名前をフルネームで
         ②ご用件
         ③非通知の方は電話番号もお入れ下さいませ。

 この夏、COVID-19感染予防に手洗い、うがい、良く寝て、胃腸を冷やさず、免疫力を落とさないようにおすごし下さい。
小池加能拝     


『カゼには即効漢方』
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神楽坂 漢方 有恒薬局 小池 加能 著

 今年も半分終わってしまいました。もし今と違う世の中だったら、今頃東京オリンピックが開会直前で色々と楽しみな行事があっただろうなと思います。だけど現実は時間だけがどんどん流れ、新型コロナウイルス感染症は今もまだ日本のあちらこちらで蔓延っています。
 子どもの小学校もようやく通常授業となりました。学校での新しいルールが沢山出来ました。学校好きな子どもが「学校、楽しくない」と元気がない。3ヶ月の休校を経て、お友達とやっと会えたのに今まで通りのおしゃべりが禁止、休み時間も極力会話は避けて、各自自分の机で読書や折り紙、お絵かき。外の空気を吸うのはOKですが、感染予防の為運動場にある遊具やボール、乗り物には接触禁止、運動場を散歩してビオトープへ行きメダカや大きくなったカエルたちを見に行きます。学年が上がって楽しみにしていた宿泊体験や修学旅行、運動会や夏休み恒例の学校キャンプ、プールも全て中止。学校での楽しみが減り、学習時間を取り戻す授業が増え、なかなか小学生も大変そうです。

 この時期は心が暑さでオーバーヒートしやすくなります。それは身体が汗を出し温度調節しながら、同時に血液中の水分やミネラルも排出されてしまうので(肝気鬱結)、血液濃度が高まってドロドロ状態(瘀血)になり、心臓が流れにくい血液を全身に運ぼうといつもよりフル回転の状態になってしまうからです。
 それに加えて、ソーシャルディスタンスの生活様式、ストレスをうまく発散していけるように、好きなことをする時間をいつもより多くとってみたり、自身を甘やかしてみてはいかがでしょう?とは言え、冷たいものは摂りすぎ注意!
 ぜひ、心の高ぶりを抑え、体内の余分な熱を冷ます苦味のある、きゅうりや冬瓜、すいか瓜類などの水分がたっぷりの瑞々しい旬のお野菜を召し上がってみてください。ただし、身体の熱を取りつつも、胃腸を冷やしすぎないようにしょうがやしそ、ニンニクなどの身体を温める食材と一緒にどうぞ。辛味のある薬味は殺菌作用もあるので、食中毒の予防にもなり一石二鳥ですね。
 それでもなんだか元気がでない。そんな時には漢方薬はいかがでしょう?
 完全予約制ですので、ご予約のお電話お待ちしております。

スタッフK


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