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台風に線路引かれた日本列島かと思える程大型台風が列島をお行儀悪く荒らして行きました。
皆様には、お変わりなく過ごされたでしょうか?
10月7日(日)に第28回 漢方(湯液=煎じ薬)治療研究会のため、台風25号とにらめっこしながら福岡へ行って参りました。
この会は煎じ薬を扱える程の漢方臨床家集団の集まりです。九州大学百年講堂ワンフロアーで9時~5時までみっちり学び、この会の一番楽しみは懇親会です。より良い漢方臨床へと、志を同じくするが、流派により一家言あるプロ達は喧々囂々マイクを取り合って議論スル場面は臨床家としての醍醐味。より綺麗に、早く完治させてあげるために「こうした方が良い」、「いや、こうも考えられないか?」とお互いに敬意と愛を持っての議論を感じる一場面でした。皆さんも患者様を前に悪戦苦闘して頑張って居られるのだと思うと元気を頂いたようです。

もうひとつ元気を頂いたのは、ホテルで出会った宿泊係りのZ.Aさん(ウズベキスタン人)です。
来日5年目ということなのに、日本語が日本人の私たちより美しく、流暢なのです。茶道にも長け、和(ものごとの調和) 敬(人や物への配慮) 静寂(清く穏やかさ)を心得ておられ、ひと目でファンになりました。本物を求める頑張り屋さんだそうです。彼女の生き方がホテル内を歩く姿に滲み出されて居ました。

漢方界にもやる気のある頑張り屋さんがたくさんいらっしゃいます。
漢方三考塾でもこれから本物漢方を基本から学びたい“やる気のある頑張り屋さん”に門を開いております。

 9月に入り、大きな台風に震災にと立て続けに起こりその形跡をニュースで知り、ただただ愕然と驚くばかりです。被害に遭われました皆様の一日も早く元の生活が送れますようお祈り申し上げます。

 残暑が残るものの、ようやく夜は過ごしやすくなりましたね。9月8日の白露では昼夜の気温差が大きくなり、秋風にのってこぼれる白露が秋の気配を感じさせます。風は乾燥してさわやかになり、虫の音は日ごとに盛んになります。

 風や空気が乾燥する秋こそ、肺と大腸が体内で一番働きますのでとても弱りやすいです。

 秋の三ヶ月は身体が老廃物を排出する時期です。ぜひ肺を潤す白い食材を召し上がっていただきたいと思います。豚肉、蓮根、大根、里芋、長芋、ゆり根、きのこ、白きくらげ、甘酒もいいですね。肺が潤いますと、鼻や喉、大腸や皮膚も潤ってきます。これに氣の巡りをよくする辛味、ねぎや紫蘇などの薬味やシナモンなどのスパイスも一緒に摂れると全身に巡り潤いを促すのでおすすめです。

 9月9日は重陽の節句です。黄菊を飾ると運気が上がると言われており、我が薬局では毎年9月9日には黄菊を飾り皆様の健康運上昇を祈念します。

スタッフK

= 臨時休業のお知らせ =

学会参加などにより、9/10(月)、11(火)
10/29(月)、11/12(月)、13(火)
12/10(月)、11(火)お休みにさせて頂きます。




『カゼには即効漢方』
自分で選んで自分で治す
たにぐち書店 ¥2,160
神楽坂 漢方 有恒薬局 小池 加能 著

『合格運アップに効く漢方 心と体の健康あってこその合格』
  株式会社 東京玄文社 A5版 124ページ  定価(本体1380円+税)
   ISBN 978-4-905937-12-8 C0047 ¥1380E

書店に無い時は、直接FAXでお申し込み下さい。 著者 小池 加能  

 残暑お見舞い申し上げます。
 先月は酷暑による熱中症のニュースが多く取り上げられ、雨も全く降らないと思えば、突然の大雨や台風、高波に地球がSOSの悲嗚を上げているのではないかと思うほどの異常気象でした。被災された地域の皆様が一日も早く元の生活を送れますようにお祈り申し上げます。

 暦を見れば立秋です。暑い日が続くものの、朝夕はわずかに日差しが和らぎ、 秋の気配を感じる頃という時期ではありますが、早朝から30度近くまた湿度も高く、夜も気温が下がらないとなると、秋のような過ごしやすい季節を感じるのももう少し先になりそうですね。

 慣れない連日の高温で身体がいつもより疲れやすくなっておりませんか?
熱中症にならない為にも、しっかりと水分補給と塩や味噌を摂ってください。
少しでもおかしいなと思ったらこまめに涼しいところで休憩をとりましょう。
女性用と思われがちの日傘ですが、男性もぜひ日傘を使って直接身体で熱を受けないようにおすすめしたいです。


=Q、どうして夏バテを引きおこしてしまうのか?=
 A、夏の暑さで水分や冷たい物を多く摂ると、体内が冷え胃腸機能が低下

   ⇒身体の消化吸収が悪くなり今度は食欲が失せる
   ⇒食欲不振にはあっさりした食事が多くなり栄養が偏りがちになる
   ⇒さらに寝苦しい熱帯夜によって睡眠不足になり、体力を消耗する
   ⇒夏バテを引きおこす。

 ですから食欲が無い時には無理にたくさん食べない方が良いですね。
食べるとしても水分を多く含む旬の夏野菜と塩分、味噌を積極的に摂るようにしましょう。きゅうり、かぼちゃ、じゃがいも、トマト、とうもろこし、セロリ、ナス、小豆、枝豆やスイカでビタミンCやビタミンB群を補い、自然塩と味噌を摂ると自力で汗をかいて体温を下げることができます。

 この酷暑だとどうしても冷たすぎる水分を取りがちです。暑い夏に氷たっぷりのアイスコーヒーは美味しいですよね♪ですが、できれば常温や湿かい麦茶 などカフェインが少ないものをおすすめします。なぜならコーヒーに含まれるカフェインにより利尿作用が多く働き、身体の外に出る水分がいつもより増し てしまいます。ただでさえ汗を多くかくこの時期には、こまめに飲む水分補給としてコーヒーは不向きです。むしろ身体の中の水分を失い、脱水症状が起こ り熱中症になりやすくなってしまいますのでご注意くださいね。

スタッフK


『カゼには即効漢方』
自分で選んで自分で治す
たにぐち書店 ¥2,160
神楽坂 漢方 有恒薬局 小池 加能 著

『合格運アップに効く漢方 心と体の健康あってこその合格』
  株式会社 東京玄文社 A5版 124ページ  定価(本体1380円+税)
   ISBN 978-4-905937-12-8 C0047 ¥1380E

書店に無い時は、直接FAXでお申し込み下さい。 著者 小池 加能  

 7月7日は七夕。例年ですと梅雨中の為ほとんど天の川を観る事ができません。

 今年は東京では6月中に梅雨も明け暦通りに夏、まっただ中です。お元気ですか。
 私は漢方薬で調子をとりながら6月17日寺師睦宗先生のお別れ会を「ほぼ!!事無きを得。(笑)」済ませることができました。

 寺師睦宗先生のお人柄か、和やかに、しかし献杯はご発声を頂いた髙山宏世先生の機智のお蔭か厳粛に隅から見ていてそれはきれいでした。

 会式は黙祷に続き、東亜医学協会顧問 土屋伊磋雄様から「漢方三考塾初日(昭和59年4月)からの塾会誌の巻頭言をまとめた『闊達自在』が昨日刷り上がった記念品です。」と出席の皆様にお渡ししました500頁にも及ぶ本なのですが、「寺師先生の筆力に引き込まれ一気に読めるでしょう…」と(私は毎日2ページずつ読みます)。

 次いで、日本東洋医学会会長 佐藤弘先生から、東洋医学会後の懇親会で「人生には喜心・感謝・蔭徳が大切」とおっしゃられたとお話し下さいました。

 北里東洋医学研究所からは、花輪壽彦先生。温知会からは室賀一宏先生。藤門会からは中村謙介先生。日本漢方協会会長今井淳先生もご参列下さいました。日本漢方交流会理事長 吉本悟先生は45年前の寺師先生と修琴堂大塚医院の薬剤師として出逢われた頃からの思い出講話にご自分で書かれたイラストや写真で楽しく話して下さいました。

 睦宗先生の古くからの患者様や診察所で先生に仕えられた方々、お孫様とご家族等々、総勢89名で新旧三考塾の同窓会の様子でした。

 ご出席下さいました先生方、ご遠方からありがとうございました。

 漢方三考塾は7月15日後しばらくお休みをしますが、来春から新しい形でボチボチ再開予定です。(以上ご報告まで。)

 今月は、夏らしく汗をしっかりかきましょう(汗の原料スイカやトマトには塩をふり、きゅうりには味噌をつけて召し上がれ♪)

小池加能 拝

『カゼには即効漢方』
自分で選んで自分で治す
たにぐち書店 ¥2,160
神楽坂 漢方 有恒薬局 小池 加能 著

『合格運アップに効く漢方 心と体の健康あってこその合格』
  株式会社 東京玄文社 A5版 124ページ  定価(本体1380円+税)
   ISBN 978-4-905937-12-8 C0047 ¥1380E

書店に無い時は、直接FAXでお申し込み下さい。 著者 小池 加能  

 5月は真夏の暑い日が続き、6月も同じような暑い日が続いております。この暑さがまだ続くのかと思うと、雨がザーッと降って涼しくさわやかになって欲しいものですが、実際は湿気でベトベトするので、早く梅雨が明けないだろうかとないものねだりばかりしてしまいます。

 6月6日は芒種、梅雨を直前に田植えが最盛期を迎えるとともに梅の実の収穫を迎えます。

 「その日の難逃れ」と言って、朝ごはんに梅を食べると一日元気に過ごせるという言い伝えがあります。梅干しは毎日の健康を支えてくれる大切な食品です。朝ごはんの白米(玄米)に梅干し、御味噌汁もいいですね。朝からご飯は…と言う方には、梅干しの種を取り、鶏肉で作ったハムときゅうりを細切りにして茹でた春雨と梅肉で混ぜて食べるのもおすすめです。お好みでお酢もどうぞ♪

 また、梅干しをご家庭で手作りするのも良いですね。
 梅干しを作るときにできる梅酢は、梅干しよりも強い殺菌力で、整腸作用もあると言われています。おばあちゃんの知恵袋として、食あたりや、急な腹くだしに梅酢を大匙2~4をそのまま飲むか、お湯に薄めて飲みます。それでも治まらない時には時間をおいてもう一度飲むと良いそうです。

 そういえば、宮城県会津の地域には6月16日末明に採った梅で梅干しを作り、旅立ちに食べると災難を逃れるという言い伝えがあります。その梅の名を嘉祥(かじょう)の梅と呼ぶそうです。梅の「その日の難逃れ」に通じる言い伝えです。

 もう一つこの時期に紹介したい野菜があります。夏野菜の冬瓜です。切らずに冷暗所に保存すれば冬まで保存できる為「冬瓜」という名が付きました。平安時代から親しまれてきた野菜で、低カロリーで水分がたっぷり血圧降下やむくみ解消暑気払いに効果があるので冬瓜もぜひ召し上がってみてください。

 例えば、冬瓜を茹で、片栗粉で作った鶏肉のそぼろ餡をかけてると冷めても美味しく頂けます。今の時期には片栗粉の代わりに葛を使うと汗をかいた後の身体に必要な水分(津液)を作ってくれるので良さそうです。

 うだるようなベトベトした湿気も、食べ物を上手に使って乗り越えられるようにしていきたいですね。「湿気に、まけんぞー!」

スタッフK


『カゼには即効漢方』
自分で選んで自分で治す
たにぐち書店 ¥2,160
神楽坂 漢方 有恒薬局 小池 加能 著

『合格運アップに効く漢方 心と体の健康あってこその合格』
  株式会社 東京玄文社 A5版 124ページ  定価(本体1380円+税)
   ISBN 978-4-905937-12-8 C0047 ¥1380E

書店に無い時は、直接FAXでお申し込み下さい。 著者 小池 加能  


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