笹葉新さん
投稿日時: 2022/02/07 00:16
いつも相談に乗っていただきありがとうございます。茯苓と知母を試してみていたのですが、茯苓は自生思考がシャープにかつ出てきやすくなってしまい中止していました。また知母の方はというと、こちらも茯苓と似た症状が別に出てしまい中止しています。これまでの経験どおり、やはり中止して3日~1週間ほどで症状は消えていきます。
ここ最近は、自生思考はコルチゾールの過剰分泌が続いているためかもしれないと思い、朝にトリプトファンなどのセロトニンの材料を飲んでから5分ほどの散歩と、夕飯前にランニングマシンで30分の早歩き運動をしていますが、2週間ほど続けていますが地味に改善がされていっているような手応えがあります(わずかずつではあるのですが)。竹葉はいずれ試したいと思っています。
今の生薬は、小麦・白朮・酸棗仁・黄耆・高麗人参のサプリから取り出した粉末・柴胡・薄荷・芍薬・川芎・釣藤鈎・地黄・牡蛎・竜骨・甘草、で行っています。小麦と酸棗仁は多め(10g近くは入れてると思います)黄耆はやや多め、甘草は2かけらほど、他は少量を入れています。柴胡と薄荷は疏肝解鬱にと思い加えています。他、メガビタミンのため、プロテインの摂取やナイアシン類といったサプリも摂っています。
今のところはこれで幻聴の方はほぼ無い状態をキープできています(個人的な経験でしかないですが川芎が大きいと思います)。お聞きしたいのは酸棗仁と黄耆についてなのですが、酸棗仁はミルサーなどで粉末にして煎じることで効果を高められないか、ということと、購入していた黄耆の大きさは直径5~6mmほどのものですが、大ぶりの黄耆の方が効果が高いのか、ということです。高麗人参のサプリは、生の人参の粉末のため敢えて煎じると効果が高いとレビューにあり、そのようにしています。内科で紅参末を処方してもらえたらいいのですが、なかなかそうもいかずネットで購入しています。
毎回の長文で恐縮ですが、ご返答いただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。
笹葉新さん、こんにちは。いつもご相談下さり、ありがとうございます。
まずは、ご自身の取り組みを通じ体調が少しずつ改善されているご様子、大変喜ばしく思います。改善が実感できると、それがうれしくて心も弾みますよね。茯苓・知母も早速にお試しいただけたようで、ありがとうございます。両方とも合わなかったのは残念ですが、笹葉新さんの真摯な取り組みがありがたいです。
ご質問の件ですが、酸棗仁は嗜眠(昼間に眠たくなる)・不眠(夜に眠れない)と相反する状態に用いる、ちょっと不思議な生薬で、片方の効力を高めることは、結果的にもう片方の効力も高めるケースが想定されます。酸棗仁自身の効力は生用の場合に強く、炒ることで減じられますが、粉末にして煎じることが効果的かどうか?は、試してみないと解らないというのが正直なところです・・・(知識不足ですいません)。余談ですけど、煎じ方の一つに「生薬を全て粉状にして煎じる:煮散法」というのが存在します。この方法の煎じ時間は、30秒攪拌後5分間静置というものでしたから、件の酸棗仁も粉状にした場合は、煎じる時間を調節すると良いもしれませんね。
黄耆については、根茎が太くなるに従い、薬効成分の含有量が減少するとされる研究報告があります。名前も「耆」が年寄りを意味して、老人のひげのように長く伸びていることに由来するので、ヒゲに近い≒細長い方が上品とされます。また皮膚病に黄耆を用いるケースでは、その良質品とされる晋耆をしばしば用いますよ。ただ、笹葉新さんのケースでは、現状の笹葉新さんでもOKでは?と思います。なお、人参については含有されるサポニンの種類も多いので、紅参の利用が望まれるところですね。
以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。お大事になさいませ。
回答日時: 2022/02/08 11:12
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