キウイさん
投稿日時: 2022/03/30 23:16
1ヶ月前に顔が痒くなり赤く腫れ病院に行ったらアトピー性皮膚炎と診断され、抗生物質を塗りすぐに治まりました。しかし、それと引き換えくらいの時期に身体が痒くなり赤黒いあざがたくさんあるような感じになっています。
これほど酷いのは初めてですが、生まれつき皮膚が弱く皮膚トラブルは繰り返し起こります。体質改善ができる漢方はありますか?
アトピー性皮膚炎と診断され、皮膚のかゆみや赤黒いあざが多くあり、このような状態が繰り返し起こっているということですね。
体質改善ができる漢方はあるかどうか?
とのことですが、
皮膚の状態は内臓の機能やバランスの良し悪しによって影響されるものなのでそれを改善する漢方で体質を変えていくという治療を致します。
漢方は多種類あり、その中からその人にとってもっとも体質にあう漢方を選びますが、人それぞれ生活の環境、食習慣、仕事の環境などが異なりますので日々の生活の中で食事や睡眠、排泄や、舌の状況、脈の状態等を確認し体質を決定いたします。
例えばほんの一例ですが、
痒みを抑える漢方では、消風散や黄連解毒湯等のように状況によって漢方を使い分け致します。(その他体質改善の薬は人それぞれになりますのでこれが効くというように特定することはできません。)
もし、ご希望があれば一度ご相談することをおすすめ致します。
回答日時: 2022/03/31 21:49
キウイさん、こんにちは。
当初のアトピー性皮膚炎に対して、何ゆえに抗生物質?と気になるところですが、皮膚病の体質改善に対する漢方薬としては、1.皮膚で起きる過剰な反応・症状を鎮めるものと、2.そうした反応・症状を繰り返すことで弱体化する皮ふの回復力を補うものに大別されます。また2.についてはさらに、そもそも皮ふに元気がなく、機能も乏しいような場合と、繰り返す症状によって皮ふが枯れていく場合に分かれます。キウイさんのお訴えからは2.の前者かな?とお見受けしましたが、そこはやはり実際に皮ふを観察することも大事になるので、判断は保留にしておきます。なお、慢性的なアトピー性皮膚炎の場合は2.の後者に該当するケースが多いです。
とりあえずは今現在の症状を治す方が先決と思いますから、専門家に相談して適切な治療薬を処方してもらうと良いでしょう。漢方薬としては消風散が適するかもと思いますが、「これほど酷いのは初めて」とのお訴えですから、今一度皮膚科の診察を受けることも視野に入れるべきかもしれませんね。
回答日時: 2022/03/31 16:18