えいこさん
投稿日時: 2023/01/06 09:50
咳が2週間以上続いています。
咳が始まってから今日まで熱はなく、いわゆる風邪のような症状もありません。
(コロナの抗原検査キットで検査もしましたが陰性でした)
元々慢性副鼻腔炎、後鼻漏があるため
咳が出ること自体珍しいことではないです。当初は後鼻漏による咳だろうと思い
耳鼻咽喉科で以前同じ症状のときに処方された
ツムラ104(辛夷清肺湯)
ツムラ109(小柴胡湯加桔梗石膏)
カルボシステインの3種類を6日間続けました。
ですがが症状が全く好転しなかったため
今度はツムラ29(麦門冬湯)
カルボシステインを飲みました。
すると咳が少し減ってきました。
4日間飲み続けたところで
咳をすると鼻や口から鼻水が出てくることが多くなり、喉に貼りつくような感覚が強くなりました。
そこで今度は麦門冬湯をやめて、
辛夷清肺湯、カルボシステインを飲むことにしました。
それから4日間飲み続けて、現在咳は減ったものの治ってはいません。
鼻水はずっと透明、ここ数日は粘度が強いと思います。
毎回ではありませんが咳き込んでしまうと
ぜぇぜぇ言うときや、喉に貼りついた鼻水が取ろうと吐きそうになることも。
カルボシステインも飲み始めて2週間近くなり、今日でなくなります。
ここ1、2年は咳が出たとき、
小青竜湯やプロアスゲン(市販薬)を飲むと
すぐに治まっていたため、あまり気にしていませんでした。今回も小青竜湯を飲んだ日が1日ありますが咳がひどくなったため、即中止しました。
気管支炎も混ざっているような気もしますが何を飲んだらよいかわかりません。
何かアドバイスをいただけたら助かります。
えいこさん、はじめまして。
小青竜湯の服用で咳がひどくなったということは、ひょっとしたら「寒」ではなくて「熱」を伴う咳なのかもしれません。もっとも、慢性的な咳には小青竜湯自体、あんまり効く印象はないんですが・・・(※あくまで個人の見解です)。咳において麻黄が有効なのは急迫的な症状(例えば喘息的なもの7)とか、水腫を伴うような場合です。今回のえいこさんの咳においては、そういう兆候はあまり感じられません。
咳に使う漢方薬は麻黄剤と半夏剤に大別されますが(※小青竜湯には麻黄・半夏が両方とも入りますか、全体としては麻黄剤に分類されます)、麻黄剤が不適となるとやはり半夏剤の出番と思います。具体的なものとしては半夏厚朴湯とか麦門冬湯、蘇子降気湯、竹茹温胆湯などなど。個人的には蘇子降気湯がお薦めですが、専門家に改めて相談の上
処方してもらうと良いでしょう。なお、咳に使う半夏剤は、気管支炎は得意ではありませんので、気管支炎に伴う発作的な咳は、それこそアスゲン散を試してみてはいかがでしょうか?ではでは。
回答日時: 2023/01/06 12:35
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