あやこさん
投稿日時: 2023/02/27 01:07
閉経と共に火照りやのぼせなどの症状が出るようになりましたが、暖かさ、暑さなどにすぐ誘発されて火照りがきます。
火照りがくると頭の締め付け感(頭痛)、フワフワ感、吐き気があり頭がボーっとします。
額に太陽が当たっても同じ症状になり、額にすごく熱を感じます。
普段から軽い悪寒がよくありますが、寒くても急に暑くてたまらない状態になり、額にうっすら汗をかきます。
暑さに弱くなりました。夏がダメになりました。
熱いお風呂が好きでしたが入れなくなりました。熱い湯に触るのも無理になりました。
平気だった湿気が耐えられなくなりました。
寒がりでしたが暑がりになりました。暖房が効いてるとすぐ気分悪くなります。
のぼせが原因なのでしょうか?足先は冷たい時が多いです。
アドバイスなどよろしくお願い致します。
漢方はどのようなものが良いでしょうか。
あやこさん、はじめまして。
お訴えから察するに、漢方でいうところの「血の道症」という心身の変調による症状と思われます。更年期/閉経後に出現する血の道症の場合は特に、血管の働きの不具合によるものが多い(※専門用語では血管運動神経障害という難しい言葉で表現されます)ですが、漢方的にはこれは「お血:血滞」という形で解釈されます。女性の身体では血流をコントロールする血管の拡張・収縮には、女性ホルモン(※内分泌系)が関わっていますし、内分泌系は他方で自律神経系にも影響を及ぼし、自律神経これまた血管の拡張・収縮に影響を及ぼします。要は、血流・内分泌系・自律神経系の3つが互いに影響を及ぼしているという話です。
特に、あやこさんのように、血の道症に伴って暑さが駄目になる方は、血の滞りによる鬱血(※血管が血液でパンパンな状態)を伴う場合が多いです。鬱血して血液がパンパンだと、汗を漏れやすくなるし、浮腫も生じやすくなります
。またそうして血液がパンパンだと、さらなる血管拡張も助長する流れになります。(余談ですけど、これは「片頭痛」でもしばしば見られる状態でもしばしば見られる状態です)。
以上を踏まえると、漢方治療としてはお血を改善する漢方薬をベースにしつつ、血流循環を整えたり、鬱血を改善するような方法が効果的と思います。実際の漢方薬は専門家に相談の上、処方してもらう方が良いでしょう。アドバイスとしては、甘味の摂り過ぎは避けつつ、ミネラルが豊富な鹹味(≒塩気)を心がけると良いかと。ではでは。
回答日時: 2023/02/27 13:12
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