サクラさん
投稿日時: 2023/03/06 13:55
尋常性乾癬歴30年です
ここのサイトの漢方薬の所に乾癬の漢方は「温清飲」と「桂枝茯苓丸」の併用が基本と書かれていましたが以前病院でどちらも処方され飲んだことがあります。
どちらも効き目はいまいち感じられずやめてしまったのですが併用しないと意味はなかったのでしょうか?
漢方薬は中身がかぶると良くないと聞きます。見たところ成分が1つかぶる部分があるので大丈夫なのでしょうか?
病院処方と薬局で処方してもらうのには違いがありますか?
回答宜しくお願いします。
サクラ さん こんにちわ。
長い病歴ですね。アレルギーですから根本的に治さないと良い結果は出ないでしょう。
まずは温清飲と桂枝茯苓丸ですが、たぶん芍薬がかぶるのだと思われます。ご質問から推察するにエキス剤かと思います。エキス剤なら、それほど気にする必要はないでしょう。
それと、皮膚疾患は患部をみて処方構成をおこなうのが必ず必要で、文章だけからでは、一般論しかお答えができないと思います。
乾癬の皮疹が鮮紅色なものは血熱証で、清熱薬が適しています。セッコウ・カンジオウ・オウレン・オウバク・キンギンカ・レンギョウなどです。
また乾癬の患部が乾燥し、鱗屑が多いものは血燥証で、生津薬を使います。バクモントウ・トウキ・ゲンジンなどの生薬
を使います。
その他、ストレスで乾癬の悪化が起こることは周知のことで、肝気鬱結薬のサイコなどが、また油の多い商品をとる白人に乾癬の多いことから、湿熱証に対するマオウ・ボウフウなどの入った防風通聖散も適応になります。
いずれにせよ、皮膚状態をきちんと見ていただける漢方薬局を探して、エキス剤ではなく煎じ薬での治療をお薦めします。
早ければ、1ヶ月で効果がでますが、半年から1年はお続けください。
最後に、病院処方と薬局での処方に差はありません。
回答日時: 2023/03/06 19:29
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