笹葉新さん
投稿日時: 2023/04/15 22:38
いつもありがとうございます。あれから桂枝加竜骨牡蛎湯の去大棗を作るようになり、神経症のような感じは和らいだように思います。甘草による幻聴の影響を考えていましたが、甘草2gでは幻聴はなく安堵しています。配合はクラシエのパッケージに書いてある、桂皮・芍薬2g、竜骨・牡蛎1.5g、甘草1.0g、生姜0.5gでいっています。これを冷蔵庫で保存して3日ぐらいで消化しています。
また以前の相談から…酸棗仁2g、牡蛎2g、竜骨2g、地黄2g、白芍1g、小麦10g、白朮0.1g、石膏(知母の対薬として副作用どめとあったため追加)2g、竜眼肉2かけら、蓮肉(心腎不交)2かけら、人参と黄耆はサプリのカプセル1つずつ、シナモンは適宜摂取としていますが、独自に作っている漢方も生薬を少しずつ減らしていこうと思っています。初めは石膏から削ってみようと思っていますが、外してしまって良い生薬と、順番があればそちらも教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。
笹葉新さん、こんにちは。ご無沙汰しています。
外してしまって良い生薬・・・、なかなか判断が難しいですけど、「酸棗仁・竜眼肉」のセットと「牡蛎・竜骨」のセットを組み見合わせることにやや抵抗を感じます(※両方とも心に作用する生薬ですけど、本来はどちらか一方のみを用いる)ので、桂枝加竜骨牡蛎湯去大棗が合っている感じがするという点からは、「牡蛎・竜骨」のセットを残すのが得策なのかもしれません。
ただ一方で、これは漢方薬全般に言えることですけど、生薬の種類を減らすと、カバーできる病態が小さくなる代わりに、漢方薬としての効きはシャープになる傾向があります。それは「角が立つ」ようなニュアンスに近く、逆に言うと色々な生薬を配合した処方は「角が取れて、丸みが出てくる」といった感じです。
あと、気になるのが桂枝加竜骨牡蛎湯去大棗と、独自に作っている漢方薬で重複する生薬の扱いはどうされているのか?という点です。それをどちらかにまとめると、ぐっとコンパクトになると思うんですけど・・・。ではでは。
回答日時: 2023/04/17 13:47
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