ゆかりんさん
投稿日時: 2023/06/23 09:25
半年程続く、耳の不調に悩んでいます。
不調のきっかけは、イヤホンで大きな音を長期間聞きすぎた事で、ある日右耳が内耳性難聴になり、鍼治療と服薬で聴力は回復しました。(後遺症として、飲み込む時のバリバリ音、高音の耳鳴り、たまに耳閉感があります)
すると今度は左耳が調子を崩し始め、なんとなく聞こえにくいから始まり、耳の詰まりや耳の中の膨らみ浮腫み感やアブミ骨の異常反射のような症状など複数の違和感が数ヶ月続き、(色々な標準的な検査も何回もやりましたが、いつも特に異常なしとの結果でした)
そして1ヶ月ほど前に夫婦喧嘩をしたのをきっかけに(喧嘩で嫌な言葉や大きな声を沢山聞いたストレスからか)
左耳の耳の中が痺れたような症状が出てしまいました。(手や足が痺れた時のように電気がビリビリ流れる感じが耳の奥の脳の近くで起こりました、その時はより聞こえにくく、耳の奥がギュッと詰まった感じがあり、震えるような痺れの感覚は異常でとても怖かったです。2〜3日で収まりましたがそれが短期間に2回程ありました)
それ以降、後遺症なのか音が耳に響く聴覚過敏が出てしまい、徐々に酷くなっているように感じます。それまではなんともなかった場所や音などがダメになり、今はほぼ1日中耳栓をつけていないとダメです。
(他の後遺症として左耳にも高音の耳鳴りを感じるようになりました。)
音を聞くと響くと同時に、耳の中がムズムズします。
それに加え現在は喉の強張り感が酷くて、それが原因と思われる両耳への圧迫感による聞こえにくさも強く、色々と辛く苦しい状況です。
現在お世話になっている耳鼻科の見立てでは、胃酸の逆流が主な原因との見立てで(たまにそれが原因で私のような症状が起こる方がいるらしいのです)、喉の症状と合わせて、胃液を抑える「茯苓飲合半夏厚朴湯」をここ一ヶ月ほど飲んでいます。それに加えてメコバラミン500も1日3回飲んでいます。
もしも他の見立てを考えるとしたら、どのような原因が考えられると思いますか?
又、私の今までの耳の不調を加味して聴覚過敏の症状にはどんな漢方が一番良いと考えられますでしょうか?
他の全身症状としては、呼吸の浅さがあり、息が吸いにくく苦しい感じがすごくあります。
そして半年ほど続く、このような状態に気持ちがとても参ってしまっている状態です。
とにかく聴覚過敏だけでもなんとか治したくてご質問させて頂きました。
ゆかりんさん、はじめまして。
お訴えから総合的に察しますに、耳の「感覚」という機能の緊張・興奮に伴う諸症状では?とお見受けします。漢方では気滞や肝鬱に相当する病態かと。大雑把に言えば、耳の正常な機能は、耳に気が滑らかに巡り、通行することで維持されますが、それが滞って交通渋滞様の状態となると、機能異常なり異常亢進なりが発生するという流れです。ゆかりんさんの場合は、イヤホンで大きな音を長時間聴いていたという言もあるので、大きな音という外的なストレスをから耳を守ろうとして、鼓膜が緊張を繰り返したというのもあるのかもしれません。またそうして、緊張を繰り返すと耳に通じる血管は収縮しますから、耳の血行障害も起こりやすくなります(※実際は、そこから浮腫なり脱水なりといった状態異常も派生していきます)。耳の血行も機能維持に一役買ってますから、血行が滞り、鬱血なり充血なりが生じると、それで耳の機能が損なわれてしまいます。また今現在、喉の強張り感が強いとか、胃酸逆流の所見があるとかいった点も「機能障害」のサインですから、そういった部分にも気滞は現れているのではないかと。
以上を踏まえると、漢方薬としては肝鬱に効果のある柴胡剤、例えば柴胡疎肝湯や抑肝散がベースとして向くのでは?と思います。また、お訴えの内容からは耳管異常も関係してる印象なので、苓桂味甘湯も適するかもしれません。実際の漢方薬の組合せ等々は、専門家に直に相談の上、班d難してもらうと良いでしょう。ではでは。
回答日時: 2023/06/23 11:01
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