春巻きさん
投稿日時: 2023/09/10 16:19
東洋医学的診断について。
①例えば「手足が冷える」というのは冬は冷えるけど夏は冷えない場合、手は冷えないけど足は冷える場合でも当てはまると考えていいでしょうか?
②「頭痛がする」とか「体がほてる」など以前はあった症状がここ最近は全く出てない場合は当てはまらなくなりますか?
③「顔が赤くなることが多い」「顔のシミが気になる」「口の中が乾きやすい」などは個人的な感覚で判断していいんでしょうか?
④「顔のほてり」とは顔全体がほてる場合のみ「顔のほてり」と認められるんでしょうか?例えば耳だけがほてる、目の周りだけがほてるなど顔の一部にしか出ない場合は「顔のほてり」に含まれるんでしょうか?
春巻きさん、こんにちは。
「手足の冷え」に焦点を置いて話すと、それが主訴:患者さんが困っている症状、の場合は、夏に冷える場合もあれば冷えない場合もあれば、手も足も冷える場合、手だけ/足だけ冷える場合、冷えたり火照ったりする場合といろいろなのが、正直なところです。また「冷える」というのが、個人的な感覚の場合もあれば、他人が触って「たしかに冷たいね」とわかる場合もあります。ですから、漢方薬の効能・効果に「手足が冷えて」という記述があっても、その冷えが具体的にどういうものなのかは、その漢方薬の「証」に詳しい専門家しかわからない部分があります。また以前は冷えていたんだけど・・・、逆に以前は冷えなかったんだけど・・・というのは、その方の「証」が変化しているサインであり、その変化には東洋医学的な法則性があるので、情報としては有益なものです。
要は今現在、症状の有無(○×的なもの)に限らず、有る場合はどんな○か?という特徴も、漢方診断や漢方薬の選定では有益な情報になり得るという話です。ではでは。
回答日時: 2023/09/11 10:44