春巻きさん
投稿日時: 2023/09/22 14:48
自律神経および心因性の両耳鳴り(両耳共に同じ音、毎日音が変化して基本は高音キーンなのが高音サーとか低音ブーに左右同時に変化)に効果がある漢方は?
去年漢方内科で出された柴胡加竜骨牡蛎湯を1ヶ月飲みましたが効果は感じられませんでした。
その後漢方薬局にて水毒、瘀血、気滞と診断され茯苓飲合半夏厚朴湯と桂枝茯苓丸を併用したらこれまでは耳鳴りが朝方は小さい事が多かったのがそうならなくなってしまいました。
ちなみに効果と副作用の確認のため茯苓飲合半夏厚朴湯服用開始から4日後に桂枝茯苓丸を飲み、最初の一袋目服用から30分後に耳鳴りが大きくなりました。
ちなみに左は2018年から高音域に25から40dbの難聴があり気にならない耳鳴りもありました。それが去年秋頃から大きくなり耳痛を伴う聴覚過敏が発生し、今では右も左と同じような状態になり高音気味の聴力低下と耳鳴りと聴覚過敏があります。
両耳共に耳鳴りが同時に変化するので内耳だけの問題ではない気がして心因性としました。
ピヨの漢方
春巻きさん
こんにちは。
耳鳴りが朝方は小さい事が多かった
とのことですので
午後~にかけて陰の不足が目立つ時間帯に
強まっていたのではと想像します。
また、去年秋頃から大きくなり
耳痛を伴う聴覚過敏が発生
とありますので
秋の渇きの季節になってきて
耳周囲の渇きの症状が
悪化してきたのではと感じます。
これらも踏まえて
基本は高音キーンの耳鳴りから
勢いのこもった渇きがあることで
耳鳴りになっているのではと感じます。
ただ、水毒、瘀血、気滞とのことですので
身体全体に乾いているのではなく
耳のある身体の上部において
乾きが目立っているのかと思います。
気滞と診断されたように
変化しやすい耳鳴りの様子からは
肝気の乱れが背景にありそうですし
乾きがあることで余計に変化を
生じさせやすくなっているのかもしれません。
その目で見てみますと
柴胡加竜骨牡蛎湯や
茯苓飲合半夏厚朴湯と桂枝茯苓丸は
ざっくりいいますと
体の働きを応援しながら乾かしますので
効果が感じられなかったのかもしれません。
しかも桂枝茯苓丸には熱を冷ましながら
下向きに血を引き降ろす作用もありますので
余計に上部には潤いが
届かなくなってしまったのかもしれません。
改善のためには
気の巡りを整えて水毒などを取り除きつつ
体の上部へと潤いを届けるのを助け
邪魔にならない程度に熱を冷ますと言うようなことを
じっくりと行っていく事が必要なのではと感じました。
お大事になさってください。
回答日時: 2023/09/28 16:26