ほみほみさん
投稿日時: 2023/10/08 09:38
現在生理が半年に1回くらいになって更年期に入ってます。婦人科には3ヶ月に一度薬をもらいにと年に1度子宮のがん検診と筋腫の経過をみてもらっています。子宮に粘膜化筋腫があり今は2.8センチまで小さくなっていますが、ホルモン療法は受けれないので漢方を処方してもらっていますが、婦人科の先生はあまり漢方に詳しく無い感じで、以前漢方内科にかかっていた時に出してもらっていた漢方をそのまま婦人科で処方してもらっています。
夜の寝つきの悪さと不眠、眠れないと少し落ち着かなくなり、加味帰脾湯と加味逍遙散を併用して3年ほど飲んでいましたが、お腹の調子が良く無く、加味帰脾湯だけを最近飲んでいますが、ホットフラッシュが酷くなって来て、加味帰脾湯だけではダメなようで、当帰芍薬散や桂皮茯苓丸を併用したらどうか考えていますが、いかがでしょうか?
体型は痩せ気味ひょろっとしています。足がよく冷えます、体力はあまり無い感じで胃腸は弱いです。よろしくお願いします。
ほみほみさん、はじめまして。
加味帰脾湯は生薬の構成から、四君子湯による「補気・健脾」+酸棗仁・竜眼肉・当帰などによる「補血&養心安神」+柴胡・山梔子による「疎肝&清熱」といった作用に大別することができます。これを元に考えた場合、例えば当帰芍薬散の併用は「補血」、桂皮茯苓丸は「清熱」作用をそれぞれ高める手法と解釈することができます。かつて併用していた加味逍遥散は、補血&疎肝&清熱がバランス良く行えるので、重宝する処方の一つです。
当帰芍薬散あるいは桂皮茯苓丸を併用して、実際に様子を見てみるのも一つです。ただ、体力があまり無く、胃腸が弱いという点では、補気・健脾をサポートする目的で補中益気湯も有用かもしれませんし、当帰芍薬散あるいは桂皮茯苓丸と共に適当な健胃薬を服用して対策するのも一つです。・・・とまぁ、複数の選択肢がありますが、エキス剤の場合だとあれも・これもと種類を増やしていくことも限界がありますから、その辺りは専門家とよく相談して決めた方が良いと思います。ではでは。
回答日時: 2023/10/10 11:43
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