かなかなさん
投稿日時: 2023/10/15 13:08
不眠、過緊張の事を相談させて頂き
とても参考になりました。
加味帰脾湯、抑肝散陳皮半夏を服用しています。
最近、手、足裏が熱く、特に手の平の熱く、顔も熱く感じます。
元々末端冷え性で、手足は冷たく、冬場は顔がのぼせたり、緊張で顔が熱くなったりしていました。
更年期に入りホットフラッシュの症状はあったのですが、
50代に入り、ホットフラッシュの症状も落ち着いていました。
手足の冷えをあまり感じる事がなくなり、最近になり熱く感じてしまい、またホットフラッシュの症状が出てきたのかなと。
加味帰脾湯は数ヶ月続けていますが、抑肝散陳皮半夏は一ヶ月くらいです。
抑肝散陳皮半夏の服用でこういった症状が出たりする事があるのでしょうか?
ここ最近の症状なので薬があっていないのではと思い質問させて頂きました。
手足が熱くなると同時に手足裏の汗もなくなりました。
過緊張 多汗(特に頭と首元)
緊張で汗が流れてきます。
手の平足裏汗 寒がり
驚きやすい 車酔い 食後すぐの排便
食後の眠気 あざが出来やすい 舌のヒビ割れ
喉が渇いて水分を沢山とる トイレが近い
不眠(入眠障害 中途覚醒 早朝覚醒)
思い悩みやすい イライラしやすい
痩せ型
元々の体質症状です。
よろしくお願いします。
かなかなさん、こんにちは。
抑肝散半夏陳皮は、肝血の不足・虚損による虚熱に対する漢方薬なので、これを服用して熱く感じるということは、考えにくいかと。そして東洋医学的には血虚は冷えを伴う場合が多いですが、血虚から転じた陰虚は乾燥や火照りを引き起こします。熱く感じ、発汗を伴うのは「茹だる」というニュアンス、対して熱く感じ、渇きを伴うのはさながら、「乾涸びる」というニュアンスに近いです。
対処法としては、帰脾湯に補陰の生薬を足してみると良いかもしれません。実際、酸棗仁湯や天王補心丹、柏子養心丸など帰脾湯の類似処方には、補陰作用がありますし。また虚熱をターゲットに、滋陰降火湯を登用を検討するのも一つと思います。実際に漢方薬を組み合わせを考える場合は、専門家に相談して、判断してもらう方が良いです。ではでは。
回答日時: 2023/10/17 08:48
かなかなさんからのコメント