れたろうさん
投稿日時: 2024/06/16 15:54
4月半より右耳の閉塞感と軽い耳鳴り(エアコンみたいなシューと言う音)と聞こえの悪さがあり耳鼻科でステロイドを9日間、その他継続でアデホスコーワ、メチコバールを飲みました。5月15日からはメチコバールと五苓散を1ヶ月続けました。改善はして聴力は戻りましたが耳鳴りと閉塞感が若干残っています。これが限界なのか?このまま五苓散を継続が良いのか?それかその他の漢方が効果ありますでしょうか?
れたろうさん、はじめまして。
五苓散は、水毒(水分代謝系のトラブル)に用いる処方なので、耳鳴りや閉塞感に対しても、何らかの形で水回りの不調(例えば内耳のリンパ液の不調とか)が関係しているケースに有効です。そして、今回のれたろうさんのケースでも、水回りの不調は耳の炎症によって引き起こされたもの(※なので、当初はステロイドを処方)と考えられ、この場合の五苓散は炎症によって生じた「副産物」の浮腫を処理していると見立てることができます。ただ実際は、炎症や副産物が原因引き起こされた耳の機能異常が、炎症と副産物が無くなったからといって、全て元通りになるか?といえば、そこは不可逆的というか、一方通行というか、そういった側面が存在します。さながら、「立つ鳥、跡を濁す」のごとく。
他にこれといった症状がなければ、漢方薬としては香蘇散や柴胡疎肝湯をしばらく試してみると良いかもしれません。ちなみに、春先や梅雨時期に出やすい耳の不調にもこれらの処方は重宝されます。なお、実際の漢方薬は詳しい専門家に処方してもらった方が良いので相談の上、判断してもらってください。ではでは。
回答日時: 2024/06/17 17:25
れたろうさんからのコメント