メルママさん
投稿日時: 2019/04/23 10:37
よろしくお願いします。
胃下垂で慢性胃炎で出血もあるりガスター錠を医者から処方されています。腸が長く便秘がちでガスもたまりやすい。
もともと口臭が気になっていたのですがさらにひどくなってきたようで困っています。
サイトでイスロ錠のことを知り、飲んでみようか迷っています。
どのようなものか教えていただきたいです。
メルママさん、こんにちは。
イスロ錠は、その成分(胆汁末・センブリ・デヒドロコール酸)から考えると、食べ過ぎ(特に脂っぽい食事)や飲み過ぎによる消化不良や胃腸障害、もしくそれに伴う便通障害に適すると思います。また一方で、食べた物の消化・吸収を助けるという側面から、胃弱や胃もたれ、腹部膨満感の改善などにも応用できます。
イスロ錠によって消化不良を改善するという点では、口臭には有効だと思います。ただ一方で、「消化不良の改善」=「便秘の改善」という訳ではありませんから、便秘に伴う口臭には、物足りなさを感じます。消化不良を改善する目的で胆汁を増やしても、その胆汁が便として排泄されず、再び吸収されてしまえば、口臭・体臭を招く一因になります。
メルママさんの場合は、慢性胃炎からガスター錠を服用しているとのお訴えですが、一方的な胃酸の抑制は、消化・吸収機能を鈍らせ、その代償として口臭が出現するケースがあります。また、胃粘膜の損傷・萎縮は、胃酸による障害が及びやすい反面、胃内で発生する臭気の抑制が正常に行われず、口臭の温床になる側面があります。(逆に過剰な胃酸も、それによって臭気の発生が盛んになり、口臭を招くという一面を持つ訳ですが…)
胃酸のコントロールは、胃酸が招く悪影響を抑制する(≒臭気の異常な発生を防ぐ)という点では、口臭にとってプラスだと思います。けれど一方で、胃粘膜の働きが悪い状態で胃酸を抑える事は、正常な消化も妨げる事になりますから、消化不良による口臭にとってはマイナスになる可能性が高いと思います。
なお、一口に「消化不良による臭気」といっても、その特徴は様々です(例えば、胆汁が関わる場合では脂の生臭さ・苦臭さを、胃酸が関わる場合では水の生臭さ・酸っぱ臭さを帯びる一面があります)。ただ現実は、臭いの性質・特徴だけで、その原因がすぐに判明する訳でもありませんし、口臭の一番の要因は口腔環境の悪化とも言われますから、そういった点を踏まえつつ、ぜひお近くの相談薬局でしっかり相談されることをお勧めします。
以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。お大事になさいませ。
回答日時: 2019/04/24 21:28
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