はるまひさん
投稿日時: 2020/04/19 22:59
浮遊感のある目眩と腰痛が一番ひどいです。
学生の頃は人前で声が震えるため、発表が苦痛でした。主婦になってからは、病気になるのではないかという不安が大きく、目眩、動悸、息切れ、頭が重い、目が疲れる、日光が眩しすぎる、外出先で体調が悪くなるのではないかという不安が消えません。妊娠などを考慮して、なるべく漢方薬で改善したいです。
はるまひさん、はじめまして。
お訴えの症状に共通するのは、「水の滞り」だと思います。一般的には、水の滞り=むくみを連想しますが、漢方では気の巡りを損わせる存在という意味合いを持ちます。簡単に言えば、水の滞り(漢方では痰飲とか微飲とか言います)が体内にあると、精神面では緊張しやすくなったり、緊張症状が強くなったり、安心できなかったりします。また肉体面では、「痰飲が気を衝く」という現象が起きて、特徴的な目眩や目の不調を訴えやすくなります。
水の滞りは、気象の変動やストレスに伴って一時的に生じる場合もあれば、身体自身の水はけの悪さが及ぶ場合もあります。後者の場合は、消化器の働きを高めることも有効になります。はるまひさんの場合、腰痛もお訴えの点からは、水の滞りの悪さがさらに血の巡りの悪さにも及んでいるのは?と感じます。
はるまひさんに合う漢方薬としては、「当帰芍薬散」がベースの組み合わせが良いと思います。これ一剤で水の巡りと血の巡りの両方を改善してくれる漢方薬です。加えて目眩・不安感に対しては、「苓桂朮甘湯+竜骨牡蛎」を合わせるとより効果的です。
以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。お大事になさいませ。
回答日時: 2020/04/20 15:41