czsanさん
投稿日時: 2020/06/05 16:28
こんにちは。
今回は更年期障害についての相談です。
現在50歳です。最近、不眠や動悸、便秘、脱力感、イライラ、食べ過ぎが続いた後に胃もたれ、舌炎と歯形があり、こんなことが重なっています。
いよいよ、更年期障害なのかと思うのですが、更年期障害に合う漢方も種類があるようで、相談しました。
私は上記のような症状なのですが、合う漢方薬を教えて頂きたいです。
よろしくお願いします。
czanさん。ご相談頂きまして、ありがとうございます。
お訴えの症状から察するに、「気滞」による症状を多く見受けます。火照り・のぼせに代表される「熱証」が顕著でなけば、「柴胡」を用いた四逆散の類方が合います。czanさんの場合、一連の症状が更年期特有のものであれば、ベースとして「逍遙散」が適するのでは?と感じます。それでも足りなければ、逍遙散に適宜、四逆散や柴胡疎肝湯を加える工夫が必要となるしれません。また実際のカンポウ薬は、不眠や動悸、便秘の傾向でも変わりますので、ぜひ専門家に見立て頂きましょう。
また個人的な意見ですが、czanさんは以前にも「胃痛」や「胃の不調」に関する相談をお訴えだったと記憶していますので、先に述べた「気滞」が胃にも及びやすいと感じます。そちらは同じく「柴胡」も用いた処方でも、小柴胡湯の類方が適します。czanさんの場合、「舌炎や舌の歯形」は胃に及んだ「気滞」が、胃の「痰湿」や「湿熱」の蓄積に及んでいるサインかもしれません(それらに対しても「小柴胡湯」はある程度まで有効ですが・・・。)
回答日時: 2020/06/08 11:03
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