czsanさん
投稿日時: 2020/06/09 23:13
いつもいつも 大変お世話になります。
更年期が原因なのか、少しでも不安になってしまい、直ぐにこちらに頼ってしまい申し訳ございません。
今日、更年期と生理不順、生理前、生理中の胃もたれれ、吐き気、不安、不眠で診察してもらってきました。
お薬は当帰芍薬散と六君子湯を処方されました。
当帰芍薬散は二週間は必ず飲むように言われました。
この当帰芍薬散は、不眠や不安にも効くのでしょうか。
診察してもらっても、まだ不安になってしまいました。
先生は当帰芍薬散で様子みましょう。と言ってくださったのですが。
言われた通りでよろしいでしょうか。先生は、更年期診療はされていますが、漢方専門医ではなかったようなので、少し不安になりました。
よろしくお願いします。
czanさん、こんにちは。
当帰芍薬散の効能・効果や使用目標には「更年期障害」とか「めまいや心悸亢進を訴える場合に」と明記されていますから、「不安に全く向かない」という訳ではないと思います。当帰芍薬散そのものは「血の気が足りずに、浮腫や痰濁(≒水系老廃物)、冷えを起こす人」に用いる漢方薬なので、czanさんの不安・不眠が「血の気の足りなさ」とか「痰濁」に絡むものであれば、薬能としては合うと思います。
個人的には「胃もたれ」や「吐き気」を訴える点から、胃に「痰濁」を抱えた状態では?と推察します。・・・とすれば、「二陳湯」を含む「六君子湯」がむしろ向きますし、その方位を持った温胆湯などはさらに有効です。当帰芍薬散と合わせて、まずは六君子湯をしっかり服用して様子を見てはいかがでしょうか?
「痰濁」が及ぶ不安の中でも、温胆湯が向くものは「溜飲が下りない」や「気が臆する」など、漠然とした不安感が続くような感じ。それに対して「固唾を呑む」や「気が詰まる」ような不安には「半夏厚朴湯」が、「(胸騒ぎを伴って)急に突き上がる」ような不安には「苓桂朮甘湯」が向くと思います。
以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。お大事になさいませ。
回答日時: 2020/06/10 20:05
czsanさんからのコメント