ルナルナさん
投稿日時: 2020/06/19 09:51
57歳女性 中肉中背です。
季節がここにきて暑くなってからだとは思いますが、背中が焼けるように熱いんです。
触ってみても特には熱くはなっておらず、感覚のようです。
顔がほてるわけでもなく、仕事はデスクワークや立ち仕事です。
暑い日には、背中だけだらだらと汗が流れてくる日もあります。
今も、背中が熱くてとても辛いです。
更年期障害のせい?とも思い、イソフラボンとかき肉エキスも飲んでいますが、
変化ございません。お酒は、毎日いただきますので、心配でインチンゴレイサンを
むくみの時々に服用しています。
この背中の熱さの原因に当てはまる何か解消のアドバイスございましたら宜しくお願いいたします。
ルナルナさん、ご相談頂きましてありがとうございます。
お訴えの内容から、更年期に伴うホットフラッシュでは?と推察されます。東洋医学的に見ると、ホットフラッシュは督脈や任脈のトラブルと見立てられます。簡単に言うと、督脈と任脈は性質が正反対の脈(督脈は陽脈の海。任脈はは陰脈の海)で、この2つのバランス関係が崩れるホットフラッシュに代表される更年期障害が出現するという解釈です。任脈は「妊娠の脈」とも呼ばれ、女性の生殖・妊娠を支える脈です。更年期に入ると、この任脈の働きが弱まり、督脈とのパワーバランスが崩されます。東洋思想的には「陽は上昇、陰は下降」なので、任脈が弱ると、相対的に上昇性が盛んになる。そして督脈は表側である背中側を通ります。経絡については、詳しい方(鍼灸の先生など)に相談してみるのも良いでしょう(私は、それほどまで詳しくありませんので・・・。)
ルナルナさんの場合、頂点の頭部でなく、道中にある背中側に熱感を覚えるという状態は、そこで「痞えている」という印象が強いです。また、「背中だけだらだらと汗が流れる」という点では、その痞えが充血(汗の源は血液なので)に及んでいるとも感じます。
漢方的に見立てると、先に述べた「任脈の弱り」は肝陰虚と解釈されます。その点であれば、加味逍遙散は広く用いられる処方ですが、先に述べた「痞え」という点では、四物湯をベースに気滞に用いる柴胡疎肝湯、あるいは瘀血に用いる桂枝茯丸なども有効かもしれません。その辺りは専門家に見立ててもらうのが良いでしょう。
以上、雑多な文章ですがご容赦下さい。お大事になさいませ。
回答日時: 2020/06/20 16:06
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